世界が称賛する日本の経営

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世界が称賛する日本の経営

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594076856
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

グローバルな時代こそ、
「日本的経営」が輝く!
クール・ジャパンの経営版

近年の日本企業は、欧米の株主資本主義的経営こそ最新の経営と思い込み、
「三方良し」を追求する日本的経営を時代遅れと考えているようです。
しかし、人間が成長する存在であることを考えれば、
日本的経営の方が経済的パフォーマンスも良く、
人々や社会を幸福にするパワーもはるかに優れています。
今日の優れた欧米企業はそのことに気づき、日本的経営を咀嚼し、追求しています。
本書は、先人の足跡をたどることで、
読者に日本的経営とは何かを思い出してもらうことを目的としています。
それによって日本の企業人、企業、国全体が活力を取り戻すと信じています。

殿堂入りメールマガジン『国際派日本人養成講座』ベストセレクション第3弾!

第一章 現代を生き抜く日本的経営
 日本電産・永守重信の新「日本的経営」
 老舗企業の技術革新
 世界ダントツのサービス品質が未来を拓く
 知的障害者に「働く幸せ」を提供する会社

第二章 世界に挑んだ日本的経営
 井深大――日本人の創造力
 本田宗一郎と藤澤武夫の「夢追い人生」
 しょうゆを世界の食卓に――国際派日本企業キッコーマンの歩み
 海外貿易の志士――森村市左衛門

第三章 国を興した日本的経営
豊田佐吉の産業報国
伊庭貞剛――君子、財を愛す、これを取るに道あり
縁の下の力持ち――銀行業の元祖・安田善次郎
日本型資本主義の父――渋沢栄一

第四章 日本的経営の源流
松下幸之助――日本的経営の体現者
二宮金次郎の農村復興
石田梅岩――「誠実・勤勉・正直」日本的経営の始祖
道徳が経済を発展させる




伊勢 雅臣[イセマサオミ]
創刊20年となる殿堂入りメールマガジン『国際派日本人養成講座』編集長。いわゆる「クール・ジャパン」の草分け的存在として、明日の日本を背負う国際派日本人4万9千人を育てている。昭和28(1953)年東京生まれ。東京工業大学社会工学科卒。製造企業に就職。社員留学制度によりアメリカのカリフォルニア大学バークレー校に留学。工学修士、経営学修士(MBA)、経営学博士(Ph.D.)となる。社業のかたわら、日本国内の私立大学の商学部・工学部で非常勤講師として「産業界の偉人伝」を講義し人気を呼ぶ。平成22(2010)年、海外子会社の社長としてヨーロッパ赴任。ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、ポーランド、モロッコなどを多数訪問。平成26(2014)年、海外子会社の社長としてアメリカ赴任。現在も全米各地、カナダ、メキシコなどを飛び回っている。国民文化研究会会員。著書に『世界が称賛する日本人が知らない日本』『世界が称賛する国際派日本人』(ともに育鵬社)がある。

内容説明

欧米の優良企業が取り入れ、成功している日本の伝統的マネジメント。グローバルな時代だからこそ、足元を見つめ直す。

目次

第1章 現代を生き抜く日本的経営(日本電産・永守重信の新「日本的経営」;老舗企業の技術革新;世界ダントツのサービス品質が未来を拓く;知的障害者に「働く幸せ」を提供する会社)
第2章 世界に挑んだ日本的経営(井深大―日本人の創造力;本田宗一郎と藤澤武夫の「夢追い人生」;しょうゆを世界の食卓に―国際派日本企業キッコーマンの歩み;海外貿易の志士―森村市左衛門)
第3章 国を興した日本的経営(豊田佐吉の産業報国;伊庭貞剛―君子、財を愛す、これを取るに道あり;縁の下の力持ち―銀工業の元祖・安田善次郎;日本型資本主義の父―渋沢栄一)
第4章 日本的経営の源流(松下幸之助―日本的経営の体現者;二宮金次郎の農村復興;道徳が経済を発展させる)

著者等紹介

伊勢雅臣[イセマサオミ]
創刊20年となる殿堂入りメールマガジン『国際派日本人養成講座』編集長。昭和28(1953)年東京生まれ。東京工業大学社会工学科卒。製造企業に就職。社員留学制度によりアメリカのカリフォルニア大学バークレー校に留学。工学修士、経営学修士(MBA)、経営学博士(Ph.D.)となる。社業のかたわら、私立大学の商学部・工学部で非常勤講師として「産業界の偉人伝」を講義し人気を呼ぶ。平成22(2010)年、海外子会社の社長としてヨーロッパ赴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かつやん

20
何となく、気になって手にっとた本。少し内容を読んで即購入。 グローバル化という言葉に違和感を抱いている私。大局的に考えれば意義がある!が…コメントしたいがここでは止めときます笑 私的に的を得たバイブルてきな本になりました。 この年と歳で考えていた事が言葉で確認できた本。 偉人のようにできないでしょうけど、全ての偉人と共通するものがあったので自信が持てた。この自信をもとに邁進していこうと思いました。2017/05/16

14
著者より戴いた本書、改めて日本の良さを見直す機会を与えてくれる。中には「右寄り」と毛嫌いする人もいるかもしれない。しかしグローバルスタンダード(=ユダヤスタンダード)な昨今、日本の伝統続く企業の生業を知り、そこから学ぶべきことは多いと思う。近江商人ではないが「三方良し」の精神が発展・継続している企業の基礎となっていると再認識できる。2017/07/05

isao_key

10
東芝の不正会計問題や、三菱自動車の走行距離の改ざんなど、日本を代表する企業が信頼を根底から揺るがす事件が目立つ。多くの中の一部だけなのか、氷山の一角なのかは分からない。日本の企業の多くが、アメリカ式資本主義経営こそが最新の経営だと思い込み、かつての三方良しを追及する日本的経営など、時代遅れのものとして捨て去ってしまった。しかし著者は、実は優れた欧米企業は日本式経営を彼らなりに咀嚼し、追及しているという。本書に出てくる企業は、経営が苦しくても決して安易にリストラしない。企業は人なりと、改めて思い知らされた。2017/03/21

Ryo

2
たまには日本企業を褒める本も読んでみようと手に取る。 江戸時代まで遡って、「売り手良し、買い手良し、世間良し」という日本型経営を実践してきた人達を紹介する。 日本を作ってきた偉人たちには、国の発展を心から願い、それが故に成功した人達が居た。日本の再起を阻止する為にGHQが愛国心の破壊を試みた理由がよくわかる。 「信用」を糧とした経営が、狭くなり続ける世界のスタンダードになり得るというのはその通りだろう。日本人がその宝である日本的経営を尊重出来るかは疑問だ。どちらかと言えば、捨てる方向進んでいる気がする。2017/05/29

tomo

2
古き良き日本式の経営が今見直されているらしい 読んでみるとなんか納得というかホッとする気がする。これが日本人的感覚なのかも2017/04/02

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