扶桑社文庫<br> できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法

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扶桑社文庫
できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594072292
  • NDC分類 376.8
  • Cコード C0195

内容説明

ふつう、「我が子の受験=進学塾利用」と考えるでしょう。しかし、筆者のように受験の仕事に長年携わっていると、ナマの「現実」が見えてきます。塾が押し付ける猛烈で過酷な詰め込み学習の結果、好奇心と感受性を奪われ「壊れて」いく子どもが実に多いのです。では、できるだけ進学機関を使わずに受験勉強を行い、子どもを順調に成長させて成功に導くにはどうしたらいいのか?ある意味、本書は受験産業が親御さんにあまり読まれたくない本でしょう。

目次

第1章 「塾に入れれば安心」と思っていませんか?
第2章 子どもの能力を伸ばすのは、親次第
第3章 親が賢くならないと受験に勝てない
第4章 最小限の投資で教育産業を賢く利用する
第5章 できるだけ塾に通わずに、学力がみるみる上がる奇跡の学習法
第6章 進学機関の上手な利用法、これが答えだ!

著者等紹介

松永暢史[マツナガノブフミ]
1957年(昭和32)東京生まれ。ブイネット教育相談事務所主宰。個人学習指導者、教育環境設定コンサルタント、能力開発インストラクター、教育メソッド開発者、教育作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じょな

3
塾は営利企業であることを冒頭に述べて合格実績のカラクリを暴く ここだけでと充分面白い 中学受験ブームは業界が作った 無料学力診断は入塾させるためにあえて難しく作られている 趣味を持つのは最も大切 趣味の芽は子供時代に芽生えている 本を読まない子が頭が良くなるはずがない 教育の目的とは本来騙されない人間を育てること2015/12/06

shizuca

2
なるほどと思うことが多くて、参考になりました。塾行かなくてもいい学力があるのに、塾のノウハウがなくてこどもに回り道させたらもったいないと考える親の不安を煽り、 塾は商売なのでやはりお客を囲い込みたいし生き残りたいからあの手この手を使います。うんうんわかる。ただ塾で受け身で学ぶことはこどもの教育的によいのだろうか。健全なこどもってどんなだろう。経験の乏しいこどもに判断を任せるって究極の責任逃れだと思う。2022/12/05

2
良本でした。まさに知りたかった内容。でも、実践できるかはまた別の話だなー。塾に通わないからこそ自宅での基礎学力の向上は不可欠だし、それには親の「観察力」が必要。親は頭を使う仕事だなぁと改めて感じた。数年後また手に取りたい本。2018/01/26

orange37

2
勉強する目的と進学校・国立大学を目指す目的とが掛け離れている人(保護者)に対する警告も込められているように感じました。公立小学校教育に対するガッカリ描写がやや過剰に感じられましたが、私の住む地域がおっとりしているためかもしれせん。この本は、転ばぬ先の杖となりました。2015/06/28

やちん

0
子どもも、それなりにやる気がないと難しいかな。まして、基礎学力とやらをつけられるか… この方法を子に実践させるための、親の情報収集能力と時間もまたかかりそうだな。2017/06/12

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