内容説明
親父と息子のしみったれた感傷…。酒エッセイの名手、待望の処女小説。
著者等紹介
大竹聡[オオタケサトシ]
1963年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、出版社、広告会社などを経てフリーライターに。2002年、仲間とともに“酒飲み人生謳歌マガジン”『酒とつまみ』を創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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だまだまこ
49
立ち寄った馴染みの居酒屋で飲むレモンサワー。思わず近くに座った人と目が合い、ジローの過去を話し始める。高度経済成長の団地暮らし、父親は突然出て行ってしまい、母親が子供たちを支えてくれた過去。同世代の人にはじーんとくるものがあるのかもしれないけど、平成生まれの自分にはどうにもなかなか浸れず。わがままな父親への軽蔑と、文句も言わず現状を受け入れて働いた母親への尊敬の念しか出てこない。何故か、3冊続けて「給水塔」が出てくる本を読んで、読書の偶然の面白さを感じた。2019/11/23
こすもす
6
お酒を飲むと思い出す~♪ってことでしょうね お酒はほどほどに。トラブルの呼び水になるのもお酒が多いような気がします 2017/05/16
まろ
0
私小説ってやつですかね?2014/05/08
ばたかっぷ☆
0
読みやすかった2013/08/18
Hryk
0
両親が自分に何をしてくれたか、自分は子供に何をしてやれるか、改めて考える良い機会になる本です。2012/09/17