内容説明
期待が裏切られたとき…誰にも理解されないとき…心が“楽”になる処方箋。
目次
1 人生とは、理解され、誤解されること
2 「美」とは生き方であり、孤独な選択である
3 人間の生涯を完成させる恵みの一つとは
4 他人が決められないこと、私が私であるためにすべきこと
5 苦しみの「中休み」に得られる幸福
6 あらゆる人間は、すべて不治の部分を抱え込んでいる
7 多くを受け、多く与えることのできる生き方
8 いいことも悪いことも、人生に組み込んでいく
9 ものごとは、すべて解釈しだい
10 人生の生き方の実態を教えることこそ教育
11 花は誰のためにも咲く、春はどこにでも来る
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年9月、東京生まれ。聖心女子大学卒。幼少時より、カトリック教育を受ける。1953年、作家三浦朱門氏と結婚。著書多数。一方、NGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)などを通して、世界に視野を広げた精力的な社会活動でも注目を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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団塊シニア
37
「正義の最大の果実は心境の平静である」世間に迎合して自分らしくない言動を見せても楽しくない、それはその人が自分の生涯を生きていないからだ、このメッセージが筆者が伝えたかったことだと思います。2013/09/18
雨巫女。@新潮部
13
《私‐図書館》作者の著書(小説・エッセイ等)から、テーマごとに、断片的に掲載。あまりに断片的なため、内容が、理解できず。がっかり。2012/04/28
ののまる
3
曾野綾子さんの本を初めて読んだのです。2014/03/26
getsuki
3
今までの著作からの抜粋をテーマ別に載せてある本なので拍子抜け。2014/02/25
すらすら
2
親や他人に理解されるとかされないとか、そんなことはある意味では人生のほんの小さなことに過ぎない。大切なことは本質だけだ。誤解もいじめがなくなる社会等決してない。だからそれをどのように自分の心の中で処理し、それから学ぶかが自分に対する教育なのである。2013/01/30