扶桑社ロマンス<br> 闇を駆けぬけて

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扶桑社ロマンス
闇を駆けぬけて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 585p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594056728
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

私はサリーなんかじゃない。殺人事件の重要証人として命を狙われ、名を変え、身分を偽ってアイダホの片田舎で暮らすことになり、ジュリアはわが身の不幸を嘆くばかり。しかし、孤独に震える日々は一変した…クーパーと出会ってから。元特殊部隊の寡黙な牧場主。でも優しさを内に秘めた男。やがて彼女の持ち前の明るさは、クーパーを、そして寂れた田舎町を希望で照らしてゆく。だが、殺し屋の影は着実に彼女へと迫っていた!“真夜中”シリーズの著者が放つ究極のロマンティック・サスペンス。

著者等紹介

ライス,リサ・マリー[ライス,リサマリー][Rice,Lisa Marie]
1951年アメリカ生まれ。翻訳者、通訳を経て小説家に転身。官能に彩られたロマンティック・サスペンスを中心に旺盛な創作活動を展開。『真夜中の男』(扶桑社ロマンス)で2004年のシズラー・アワードの最優秀ロマンティック・サスペンス賞を受賞

上中京[カミナカミヤコ]
関西学院大学文学部英文科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

35
マフィアの大ボスが絡む殺人事件を目撃したため、証人保護プログラムで遠く離れた田舎町で小学校の教師となり身を隠す事になったジュリア。問題を抱えた生徒の親に面談を求めた所、現れたのは元SEALで牧場主のクーパーだった。所々、殺し屋がジュリアを突き止めようとする緊張のシーンが挟まれるが、最初の7割は、ジュリアが来ることで、妻との短期間で終わった最悪の結婚に打ちのめされた無口なクーパーや、寂れ果てた町が活気付く所、クーパー家の呪いのエピソードなどが面白く読める。2020/01/26

たまきら

33
殺人を目撃し、首に100万ドルの懸賞金をかけられた不幸な女性が主人公です。いや、証人保護プログラムとか本当に大変だし悲しいはずなんですが、両親とともに世界中を旅して生きてきたボストン在住のトレンディな女性が、地図にもロクに紹介されていないようなのんきな田舎町に活気を与えていく様が本当に面白くて…。男子の発情っぷりもすごくて笑いっぱなしでした。プロがだれだかは、もう少し登場人物増やしたらかく乱出来たろうになあ。エピローグもかわいくて、良くできた楽しい一冊でした。2020/02/04

eko

19
元SEALシニアチーフで現牧場主のクーパーと証人保護されてド田舎町へ送られたジュリアの物語。いつもながらヒーローの欲望が炸裂するくだりは笑えてしまうw 町のラジオの受信状況妨害する程の欲望ってどんな(*´-`)?クーパーのサリー(ジュリア)大好き〜♡って気持ちが可愛いw 証人保護プログラムがずさん過ぎてイライラしたけどクライマックスに動きがあって面白かった。え?え〜〜!あ?あ〜〜!ってなったw エピローグも良かった。お互いの生き方まで変えてしまう運命の出会いでしたね、お幸せに♪2017/01/07

アン

16
ミッドナイトシリーズとは関係ない作品だけれども、ヒーロー元SEALで性欲旺盛、ヒロイン赤毛の美人でHOTシーン満載という感じなので似たようなパターン。証人保護プログラムで殺し屋から隠れて暮らす恐怖感や、身元を偽って移り住んだ場所の住民たちとの関係やヒーローとの恋愛と色々楽しめました。最初こそヒロインは嫌な感じだったけど、ヒーローと出会い、地元の人達との触れ合いで変わっていくうちに印象が変わりました。エピローグが良かった!ヒーローも変われば変わるものですね^m^2015/05/08

だむ

14
超ホットでした♥ 証人保護プログラムにより別人として田舎町で暮らすことになったヒロインと、その町の牧場主で元SEALのヒーロー。初めてヒーローの顔を見たヒロインが“殺し屋だ”と確信したり、SEALを“あざらし”だと勘違いするシーンに大笑い。ヒーローは超無口で分かりづらいんだけどヒロインを愛し全力で守ろうとするのが良き♡ 寂れた田舎町がヒロインによって活気づいていく様子や、ヒロインが町に愛着を持っていく過程が良かった♪呪いも完全に解けたようでめでたしめでたし♡2020/08/13

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