内容説明
ラビと9匹の小犬たちが絵本になって戻ってきました!とある住宅地の空き地で、近所の人たちに食べ物をもらいながら暮らしていたラビ。そのラビがなんと9匹もの小犬を産みました。けれども、もうすぐ冬がやってきます。小犬たちはとても冬を越せないだろう、と案じた人々は…。お母さんもお父さんも子供たちも、みんながいっぱいいろんなことを考えました。そしてとても大切なことを知りました。あふれる優しさと、ちょっぴりの悲しみの味―ラビと9匹の小犬たちをめぐる物語は、家族や命の大切さを温かく語りかけてきます。
著者等紹介
小田桐昭[オダギリアキラ]
1938年、北海道生まれ。’61年、金沢市立美術工芸大学グラフィックデザインコース卒業。同年、電通に入社。広告のクリエーティブディレクションに従事。電通賞、サンケイ広告大賞、ACCグランプリを数回受章。ほかにカンヌ国際広告映画賞金賞、IBA部門賞、クリオ賞など海外でも多数受章。絵本、雑誌のイラストレーションも数多く手がけ、主な作品集に『まねやのオイラ』(講談社)、『あいうえおともだち』(フレーベル館)など。フジテレビ系『ペット百科』イラスト、朝日新聞コラムなども。’98年9月小田桐昭事務所設立。東京ADC、ニューヨークADC、TIS会員。武蔵野美術大学講師
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