内容説明
「おかしは子供の頭の中を80%くらいしめる重要なアイテムだ」と言い切る著者が国会図書館に延々と通い詰めてまとめた「おかし事典」の決定版。重箱の隅の隅までほじくり返した、貴重な資料が満載です。チョコレート、キャラメル、キャンデー、ビスケット、クラッカーにポテトチップス…。読めば、おかしの歴史にも隠れたドラマがあることに気づくことでしょう。特に昭和30年代以降に生まれ育った人や、商品名やメーカーブランドに思い入れがある人にはたまらない一冊です。
目次
チョコレート
キャラメル
キャンデー
ドロップ・錠菓
ビスケット
クラッカー・スナック
コラム・ベビースターラーメン
ポテトチップ・ポップコーン
シリアル・せんべい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
21
扶桑社文庫シリーズ4冊目。「日曜研究家」の看板に相応しい充実の内容だった。チョコ、キャラメル、キャンデー、ビスケット、スナック、米菓迄。発祥の逸話、生産者列伝、消費の変化、特に戦争を挟んだ激動は興味深い。自分はハイクラウンチョコ、コーヒービート、エースコイン、サンキストレモンタブレットが懐かしかった。著者は雑学本に飽き足りず、自分で徹底的に「痒い所に手が届く」迄調べたそうである。本書の知識だけならネットにもあるだろう。しかし、著者の好奇心が照らし出すお菓子の世界は、本だからこそ感じとれるものだ。2017/03/29
逸果ゆずみ
2
良くも悪くもお菓子の歴史の教科書。昭和の時代を知らない、歴史系の話が苦手な私には通読に時間がかかりました。市販のお菓子に本当に興味がある人か、裏表紙の案内にある通り 昭和30年代以降に生まれ育った人や、商品・メーカーブランドに思い入れのある人向けの本です。誰かと一緒にビジュアル見てワイワイするくらいがちょうどいいかも。読んでる期間にしっかりお菓子屋に足を運ばされてしまった。2015/06/26
真香@ゆるゆるペース
1
お馴染みのお菓子の事典。昭和の頃のパケが何ともいい味出してて面白かった。子供の頃大好きだったけど、いつの間にか廃盤になってしまって存在を忘れていたお菓子が出てきた時は「これ大好きだったやつ!懐かしい!」とテンション上がりました(゚∀゚)
慧
0
★1/21999/12/24