扶桑社文庫<br> 小説・料理の鉄人〈2〉陳建一対フレンチの刺客

扶桑社文庫
小説・料理の鉄人〈2〉陳建一対フレンチの刺客

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  • サイズ 文庫判/ページ数 228p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594015572
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

内容説明

「くそ、油断した」得意の素材『帆立貝』勝負で、フレンチの挑戦者・加賀田京子に敗北を喫した中華の鉄人・陳建一。父、陳建民の衣鉢を継ぎ、中華料理に無限の可能性を見出した建一だったが、真の敵は自らの慢心にあった。敗北のショックも癒えぬ間にフランス料理界の黒幕は、陳に止めをさすべく、第二の刺客、宮本雅彦を送り込んで来た。『フレンチの鉄人』坂井の友情に支えられ、鉄人として、料理人としてのプライドを懸ける陳。今、勝負が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

elf51@禅-NEKOMETAL

2
第2巻は陳建一の話。四川料理を日本に持ち込んだ陳建民の息子さんである。当初は挑戦者に結構やられていた。料理は血統ではない,実力というところから書かれている。作り物の番組をさらにかっこ良く物語りとしたノベライズだが,それなりに読める。今,陳健一監修で,日本ハムから四川焼売,中華名菜 四川辛口 麻婆豆腐が出ているがこれがかなりおいしい。1994/11/30

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