内容説明
「ボス」のあだ名で呼ばれる刑事の石原悠二郎は、自宅では執事の御木本嶺二にかしずかれる財閥の御曹司。育ちがよすぎて刑事仲間に馴染めず、さらに母親のコスプレに付き合わされている。そこへ新たな上司としてやってきたのが何と御木本!!執事の時とは違い悠二郎を怒鳴りまくる御木本だが、彼の助言で事件が解決すると、悠二郎まで仲間の刑事に認められるようになる。しかし新たな事件が…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サキヤマ アン
18
愁堂先生の安定の刑事ものなので、サクっと楽しく読了。主人公の「石原悠二郎」は実家が超資産家ではあるが、自身は新米刑事。で彼の専属の執事「御木本」が警部として悠二郎の部署に配属されて。執事の御木本は超恰好いい。ちよっとだけ贅沢をいうならば悠二郎はあまりにも坊ちゃんと言うか「のび太」すぎて、魅力を感じなかったところだけ少し残念。2014/07/21
saki@まったり更新中
13
愁堂さんの刑事物は安心して読めますね。ラブコメで2時間サスペンスじゃない月曜ドラマランドテイスト。軽めなのでさくっと読めます。今さんの挿画が素敵です。財閥のお坊っちゃまが素性隠して刑事してて彼の家の執事が警部になって坊っちゃんサポートしたり。家ではコスプレしたり(笑)坊っちゃんと出来る執事が両思いでハピエンでしたね。浮世離れしてるというかぽやーんとしてる坊っちゃんは刑事には向いてないんじゃ?とも思ったり。御木本(執事)がいつも傍に居ないと何かやらかしそう(^-^;2014/10/08
りんご☆
12
読了2017/09/21
青龍
12
作家と絵師さん買い。内容は、薄い。あとがきの方がツボだった。BLというより、ラノベというストーリー。事件より、お母さまのコスプレの印象の方が強すぎて、本筋以外の部分の方が面白い小説って、どうなんだろう?攻めも受けもいい感じのキャラなのに、十分に生かされてないのが残念。お母さま、どうせなら、「パンがないなら、ケーキを食べればよい。」の台詞がほしかったです。2014/07/03
まふぃん
9
ラブコメ、二時間ドラマっていう感じでただ楽しみたいときに読むのに向いてます♪イラストか今市子さんなのが嬉しい♪2015/01/14