白泉社花丸文庫<br> 兇暴なる殉愛

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白泉社花丸文庫
兇暴なる殉愛

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784592876694
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

月にたった一度、別人に変装して父の支配を忘れられる夜。崎久保玲也は新宿で発砲事件に遭遇し、10年間恋い焦がれ続けた相手、穂村勲に再会した。「議員の息子が、その格好はどうしたわけだ」指摘されたものの、玲也にはそれよりも、彼がやくざになっていたことの方が衝撃だった。それはきっと、昔自分に関わったせいに違いないから。穂村はその晩、圧倒的な力で玲也を貪り尽くした。そして、ある要求を突きつけてきて…。秘める想いvs激烈な情動、すれ違いの無限エロス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りんご☆

12
読了2017/04/28

de sang-froid

11
BL。議員の妾腹・玲也(左)は母の療養のため、跡取りになる路を受け入れたが、かつて裏切った少年・勲(右)と夜の繁華街で再会する。設定とストーリーの必然性が噛み合ってない。好きでたまらなかったのに、恋しい男を嵌めて「止めて」の一言もない。ていうか、電話の一本でも掛ければ?父親の元に居残るつもりなのに、自分の稼いだお金でって。それなら嫌われてても好きな男の元に行くもんじゃ?狂犬ぽく登場した攻めも、受けを監禁するわけでもなくいたって常人。なんじゃこりゃア、てな感じです。挿絵とか、勲の狂犬ぶりは良かったのに。2012/11/12

きょん

8
すれ違いのジレジレは大好物の筈なんだけど、今回はちょっと同じところを回りすぎって感じでした。いろんなシチュHを描くためのすれ違いって感じなのかな?受けも27歳にもなって、そこまで母親を自分の力で守りたいなら、ただ義父のいいなりになるばかりではなく裏で金や力を蓄えとけよといいたいし、攻めも言葉が足りないにも程があるタイプ。高嶋さんのイラスト、美麗で素晴らしい。2012/03/31

ムラ

7
施設で同室だった受けと攻めが、大人になって議員秘書とヤクザとなって再会。二人は両思いだけど、受けには病気の母親がいて政治家の父親に逆らえず、受けに執着する攻めはそれに苛立つ…という設定に期待しつつ読んだのですが、正直がっかり。。すれ違いは大好物なのに、受けの意地の張りどころがいまいちよくわからず、攻めもちょっとやりすぎ感があり…。誰にも共感できず、話に入り込めないままでした。イラストはとてもきれいで眼福でした!!2014/07/29

たねよし

6
ヤクザ×議員の後継者、再会、陵辱もの。最近のお気に入り作家さんですが、今作はあまり好みでは無かったかも。キャラクターにいまいち魅力が感じられない。受けの境遇には同情出来るし、好きな相手だからこそ報復みたいに抱かれる事に悲嘆する気持ちは理解できるが、何故そうまで頑ななのか?そして攻めの執着も子供じみていて…。ただ拘束・剃毛・嵌めたまま電話を掛けさせるなど、プレイのバリエは豊富です(笑)そして高嶋上総さんの絵、相変わらずお美しかったです!もっと色っぽいシーンの挿絵も見たかった。2012/01/23

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