内容説明
人気バンド「GNOSIS」のリーダー・石黒善臣の兄である和臣は外資系企業のサラリーマン。しかしそれは世を忍ぶ仮の姿、彼は妻も公認の鬼畜なゲイなのだった。そんな和臣が今、目を付けているのは純朴な新人社員・平山千聖。無垢な千聖を次々と罠にはめていく和臣だが…。表題作ほか2編、人気シリーズのちょっとアブナイ番外編が文庫で登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
13
読了2016/01/06
ルカ
5
かなり歪んでいます。とくに弟への仕打ちはちょっと許せないかな…。でも、なんかだんだん引き込まれ読んでしまいます。2014/07/26
ひな
5
『天にとどく樹』未読なので弟たちの話は知りませんが、この方、相当歪んでますw 弟をオヤジに襲わせ、傷ついた弟の姿が可愛くてまた襲わせるとか。そんなことしているのに家族愛が深いってw SM作品は何作か読みましたが、精神的に追い詰め苛めていく(本人は愛でているようですが)作品は初めてでした。 攻視点なのでSの心理にうっかり共感し、薄毛の肥満老犬社長すら犬として可愛く見えてしまいました(笑) 攻の「ささやかな愉しみ」のために、受の人生が大きく狂ってしまいましたが・・・ 幸せならそれでいいのか(苦笑)2014/02/24
TSUKIYO
5
全くもって“ささやか”な愉しみには思えません(笑)それでも彼なりに深い愛情を注いでいるのは良く分かりました。そしてウザキャラがいない!!どのキャラもまた出てきて欲しいと思います。千聖の犬っぷりは次巻からかな!?楽しみです。2012/05/15
うにうに
4
再読。榎田さんとは全く違う「犬」のはなし。けっこう、羨ましくなるのはわたしだけ?2011/11/03