内容説明
女神信仰の宗主国エメリッヒ―。その現王の子でありながら皇子と認められず、『神の御子』として体よく虐げられてきたメルヴィン。彼を厭う王妃の命で気の塞ぐ淫らな務めもあったが、それでもその心は凪いでいた。二人の優しい異母兄、フェンネルとクライブがいたから。ところが18の年、メルヴィンの属していた『奥の院』が突然解体。行き場を失ったメルヴィンは、兄皇子たちの性妾として後宮へと連行される。「母からお前を守り、生き永らえさせるには、こうする他ない」―閉ざされた後宮で紡がれる背徳の官能。禁忌の兄弟相姦ロマンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
辺辺
19
途中ギブ(←68ページ目)。西野アホエロ特許化のような作品ですが、ちゃんとお話の最後まで読む覚悟ができて無くて恥ずかしい!?←どアホ!とりあえず、(著者さんとファンの方々にお詫びを)ウケる以前に、ウケちゃんのお口を塞ぐモノが無いかと……意外にも(笑)どSな一面も持ってる自分に一番ビックリしました……2014/08/29
きなこ
17
電子版。冷遇されている弟を助けるための愛ある3P。ひたすらエロい。分かっちゃいるのに、なんかいつもフラフラと西野さん読んでしまうのよね〜。2016/02/11
nono
15
BL。兄皇子二人と、腹違いの弟。お話はあんまり捻りは無いけれど、全体に漂う雰囲気がひたすらエロい。溺愛されてて嬉しそうな弟が妙に印象的。あんな事人前でやられても嬉しく想ううのも理解ありすぎだとは思いますが^^しかしこれは特にBLじゃなくても良かったのでは?イラスト効果もあり、独特の雰囲気を堪能。2016/12/14
サキヤマ アン
15
西野花先生の安定のエロスもの。兄皇子2人(攻)と腹違いの弟皇子(受)の3Pもの。二人の兄皇子の母、王妃に酷い扱いを受けながらも、健気なメル(受)が可愛らしい。座裏屋蘭丸先生の絵が綺麗で西野先生いわく「一番耽美なお話」にすごくあっていた。2014/06/24
たにしぃ
14
1時間で読める。ただ、西野さんのはパターンが読めるので、最後はやっぱりなーという展開に。兄さんたち殴り合うシーンには笑った。2014/07/04