白泉社花丸文庫black<br> ニライカナイ―永遠(とわ)の道連れ

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白泉社花丸文庫black
ニライカナイ―永遠(とわ)の道連れ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784592851172
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

骨董店『青嵐』の主人・池端伊織は、魔を祓う手―いわゆる物についた邪念を祓う浄化能力の持ち主。ときたま店に持ち込まれる品を浄化しては具合が悪くなるが、2年ほど前からともに暮らすようになった居候の水虎(命名=たま)のおかげで、それは長引かなくなった。普通とはいえないが、優しく穏やかで満ち足りた日々。だがそれは、ある日突然終わりを告げた。逆上した客に、伊織が刺殺されたことによって。―伊織っ、伊織っ…!?死、ぬな…死ぬな、死ぬな!!こんな運命、認めない!!この世とあの世を行き来する命がけの奪還劇!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

那義乱丸

30
序盤でたま(このネーミングセンスがイイ!)が某セツとちょっと被ったけど彼より薄味な印象だった。でも好き♪特異な力を持つがためにコミュ障気味で閉じた生き方をしている伊織が本質的には図太くてHでもイケイケな受なので時折あるコミカルな表現に救われて、後半にぐろい地獄描写が続いてもすんなりと読み進められた。同じことを何度も繰り返すことで伊織が無自覚だったたまへの恋情に気づくのは理解できるものの前半の伊織とたまの関係性の描写が少なめなので読んでて引き込まれ方が浅かった。二人の出会いをかいつまんで書かれてるのも残念。2014/02/21

まふぃん

20
途中から自分と思う展開ではなくて付いていくのに必死でした。2015/12/28

じぇい

17
「可愛いひと。」のイメージから抜けきれなくて「VIP」意外はほとんど読んでいない高岡さん、読メの感想を読んで思い切って買うことに。思っていた以上におもしろかった。地獄の場面が通常なら読めないと思うけど、今鬼灯様にはまってるので頭の中が残酷絵図とコメディでごっちゃになっていたおかげか飛ばさず読むことができた。はじめ前半部分が薄い感じがしたけど、あまり書き込み過ぎると飄々とした雰囲気が壊れてしまうかもしれないのでこれでいいのかなあと。たまと名付けるネーミングセンスが秀逸。スピンで叔父さんの話を読んでみたい。2014/02/28

きょん

17
何となくあらすじから前世から続くような執着とも因縁とも言えるような関係かと思っていたので、あっという間に奪還劇に入ってしまって、何でそんなに強い気持ちがあるのかが分からないままだったのが惜しい。地獄の描写はかなり迫力があって、それに負けない伊織のポジティブさが良かった。そして、イラストは皆さん素敵、閻魔様の見下し感満点の視線にぞくぞくしました。2014/02/05

なみ

16
電子にて☆2人の行く末どうなることかと思ったけど、ホッとした。グロい描写は私はそんなに気にならなかったというかそこまで相手に執着するって凄いなとそっちの方面に驚いたというか。たまも同じくらい執着しててそこのところ嬉しかったなと。2017/11/26

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