白泉社花丸文庫black<br> mother

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白泉社花丸文庫black
mother

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  • サイズ 文庫判/ページ数 265p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784592851004
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「天使のような子」と言われ天真爛漫だった真治は、バイト帰りにレイプされて以来、人間不信に陥ってしまう。けれど親友の塚越だけは、いつもそばにいてくれる特別な存在だった。支えてくれた塚越のおかげで再び社会に馴染めるかと思った矢先、自宅に差出人不明の封筒が届く。そこには自分のレイプ写真が…。淫らに乱れた記憶がよみがえり、自分は汚らわしい存在だという思いにとらわれた真治は、再び自分の殻に閉じこもろうとする。けれど塚越は、そんな真治をも受けとめてくれた。優しすぎる塚越に、いつしか真治は依存するようになり…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

辺辺

66
丸木さんらしいダークでエロな世界再び♪ オチがある程度予測しつつ、ハズレないのにがっかりするどころか、2重オチが待ってました。(ニヤリ♪)タイトルの意味も、門地さんのイラストも素敵です。静かなる狂気がどこまでも二人を包んで甘い地獄へと共に堕ちていくというのがツボ。2013/02/11

たにしぃ

24
すごく面白かった。丸木さんの本は暗いの二冊、明るいの二冊しか読んでなくてあとは丸木さんシナリオのゲームやったくらいだけど、明るいのよりやっぱこういう何とも言えないダークな話しが好きだわあ。門地さんの挿絵も素晴らしいー!『罪の蜜』再読したい。2013/02/05

オレンジ

23
丸木さん連続3作目。ここで「従属志願」の感想見ていたら「mother」の話題が出ていて気になったので読んだ。いやー怖いです。物語の世界に連れ去られる感じがして、ついつい一気読みしてしまったんですが、怖い。主人公好き過ぎるこの塚越、物語の終盤まで王子様かな?と思いつつ見ていたんですが、危ない男でした。主人公が魅力的過ぎて、塚越は狂っていったんでしょうけど、こんな男相手に出来ませんよ普通。でもお互いにとっては必要な存在だから、塚越めっちゃ怖いけどいっか。主人公幸せなら。続き読みたい話でした。2020/01/06

みずほ

22
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 大学生同士。周囲から”天使”と言われる超お人好しの真治と、超セレブの祐紀は高校時代に出会った。レイプ被害にあい、対人恐怖症のようになった真治を、祐紀が匿い同居するようになる。顔の見えなかった強姦魔の正体は、読者には最初からわかってるので、真治が祐紀の手の内にどうやって堕ちていくか、真実を知ったとき真治がどうするかが興味の中心になっていく。タイトルは、壊れ系執着攻の祐紀が求めたものそのもの。ブラックだけど糖分多め。この二人の場合は幸福な共依存なので、十分にハピエンだと思う2013/01/31

めめめ

19
う…うわーーー! うわーーーー! 病んでる!!!! これがバブみを感じるってやつか…(違う)。表紙はピエタを意識してるのかな。2017/09/17

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