内容説明
命のかおりといろとてざわりをかんじてください。『じいじのさくら山』の松成真理子最新絵本。
著者等紹介
松成真理子［マツナリマリコ］
１９５９年生まれ。童話の挿絵や紙芝居等も手がけている。東京在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
17
ばらの魅力。綺麗な黄色いばら。ばらの薫りが感じられた。2016/10/10
遠い日
7
極上の短篇小説のような味わい。無人の家で目を覚ます黄色いバラ。やがて住みついた住人に対する、静かなアピールへの拒絶。そこからの住人の心の変化がみごとに写し取られている。日常のあれこれを、目を転じて眺める心の余裕が、徐々に住人を変えてゆく。咲き誇るバラの喜びが溢れる最後のページが、すばらしい。2014/10/05
がる
6
少し前に被災地のバラ園のことをテレビでやってたなぁ・・・と思いながら読みました。 ‘ばらは 空をながめて ためいきをつきました。 空は「わたしたちが みているよ」といいました。’ 素敵な絵本です。おすすめ。 2013/02/10
紅花
5
トゲがあることで薔薇の存在に気づいたサンディー。出会いの印象は悪くても、花の優しさがサンディーの心を動かしたのか、サンディーが優しい人だったのか？言葉は通じなくても、心通わす薔薇とサンディーさん。そして椅子が二つになって、薔薇が咲き誇る庭で、この先の「幸せ」を予感させて終わる内容でした。2014/10/30
水色さくら
2
◎／きれい。日曜日にお花の世話ができるくらいの心の余裕が必要なのよ人間には……。2015/04/12
