花とゆめコミックス 忘れ雪の降る頃 - 高尾滋作品集

高尾滋

白泉社（2012/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 183p／高さ 18cm
• 商品コード 9784592192657
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒロ＠いつも心に太陽を！]

大好きな高尾滋氏の短編作品集(´∨｀*)どれも初読みなので楽しめたが、絵は表題作が一番好み。えっちゃん先輩タイプです(〃▽〃)帝都南天隊みたいな怪異ものも描いていたのが少し意外だったけど、描かれ方がいかにも高尾さんらしいと感じた。このふたつの話は続編希望！！デイジー･トリックは少女の純真な想いを茶化すことなくそっと応援する一依さんたちが素敵。先輩に真剣な想いが伝わった上で、ちゃんと返事がもらえてよかったな、と思う。

2013/05/04

[exsoy]

「帝都南天隊」は最初面白かったのに段々わからなくなっていった。この中だと「デイジー・トリック」かな。

2018/08/25

[ねむる]

初期の高尾先生の絵！すごく好きなので読めて嬉しいです～！当時の男性キャラの澄ましたニヒルさが好みだったんですが、絵柄が洗練されて変わったせいかそういうタイプの男性キャラを見なくなってちょっと寂しいです。そしてやはり、昭和や大正の雰囲気を素敵に描いて下さる漫画家さんです。視える人である平井さんとアランくんの息の合ったコンビがとても好きですー！最後のお話に出てくる温子ちゃんも一途でひたむきでかわいくて眼鏡似合っててかわいかった（大事なことなので二度言う）小さな子へ向ける言葉の温もりがやさしい。

2012/09/21

[呉藍]

表題作の心情描写にうるうるっと来てしまった……。一人で結論を出そうとする男の子って多いけど、雪子みたいに最後の最期には素直な気持ちを伝えられるようになりたいなぁなんて。抱え込んでいる英司がほんの少し楽になれたようで良かった良かった！　『帝都南天隊』は絵柄が好きな頃。お話ももう少し続きを読んでみたいですねー。なんだかアランくんが以上に可愛いｗ

2012/09/23

[Romi@いつも心に太陽を！]

ファンとしては嬉しい一冊！懐かしさいっぱいの短編集。最近の高尾さんよりキャラの情緒不安定度は抑え目。絵柄も好きです。

2012/09/23