ポプラ新書<br> 今日すべきことを精一杯!

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ポプラ新書
今日すべきことを精一杯!

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591154465
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0212

出版社内容情報

医師として多くの患者と交流する中で見えてきた真実と自身が人生をまっとうする中で得た深い気づき。人生の充実とは何かを問う。「将来のことをいたずらに思い煩わず、
今日すべきことを精一杯やりなさい。」

105歳の医師の原点とも言える1冊!
医療現場での経験と、自らの人生をまっとうする中で得た深い気づき。
人生の充実とは何かを問う珠玉の言葉たち。


医師として多くの患者と交流し、その最期を見届ける中で、身体的に健康であるというだけでなく、人生の充実とは何かを追い求めてきた日野原先生。現場に立ち続けたからこそ見えてきた真実と、自身が人生をまっとうする中で得た深い気づきからにじみ出る言葉に、私たちは勇気づけられ、こんなふうに歳を重ねられたらと願わずにはいられない。

〈目次〉
第一章 「最期の一瞬」を幸せに生きるために
第二章 あらゆる体験を通して人間は発達成長します
第三章 いつも自分の歳と勝負しているような気持ちで
第四章 人間は死ぬ生きものであるという宿命をもっている

日野原 重明[ヒノハラシゲアキ]

内容説明

将来のことをいたずらに思い煩わず、今日すべきことを精一杯やりなさい―医師として多くの患者と交流し、その最期を見届ける中で、身体的に健康であるというだけでなく、人生の充実とは何かを追い求めてきた日野原先生。現場に立ち続けたからこそ見えてきた真実と、自身が人生をまっとうする中で得た深い気づきからにじみ出す言葉に、私たちは勇気づけられ、こんなふうに歳を重ねられたらと願わずにいられない。105歳の医師の原点。

目次

第1章 「最期の一瞬」を幸せに生きるために(「最期がミゼラブルであれば、その人は幸せに生きて死んだとは言えません」;十年辛抱すれば必ず芽は出ます ほか)
第2章 あらゆる体験を通して人間は発達成長します(「人間対人間で、お互いヒューマニスティックに接するのが本当です」;真の医療を見たショック ほか)
第3章 いつも自分の歳と勝負しているような気持ちで(「日常生活を上手にアレンジして、一人きりにならずに過ごしましょう」;転ぶ、失禁する、認知症になる ほか)
第4章 人間は死ぬ生きものであるという宿命をもっている(「死を受け止めることで、いろんな意味で人間は成長します」;十分に説明したうえでの同意 ほか)

著者等紹介

日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年、山口市生まれ。37年、京都帝国大学医学部卒業。1941年、聖路加国際病院に内科医として赴任。51年、米国エモリー大学に留学。73年、(財)ライフ・プランニング・センター設立。予防医学や全人医療に取り組む。74年、聖路加看護大学学長に就任。92年、聖路加国際病院院長に就任、全病室を個室にした病院を新築。98年、東京都名誉都民。99年、文化功労者。2005年、文化勲章受章。現在、聖路加国際大学名誉理事長、聖路加国際病院名誉院長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

106
日野原先生の本はご存命のあいだに1冊でも読んでおけば良かったです。この本を読んでいて、何かしら違和感があったのですが、あとがきにて1990年にそれまで語ってきたものを文章化されたものと知り納得しました。それから更に30年近く、医療の進歩は著しく、先生が提言していた考えは本の執筆時期よりは広まったように感じます。病院によっては医療従事者の患者に対する態度も随分変わってきたように思います。タイトルと中の文章はあまり被ってはいないので、期待して読むと少し肩透かしにあいますが、精力的なご活動には頭が下がりました。2018/02/16

レモングラス

88
「歳をとっていくなかで、一人ひとりが自分を作り上げていく」日野原先生の言葉にハッとしました。性質というのも変わるとも書かれていました。近藤勝重さんの著書『老いの抜け道』で読んだ日野原先生の言葉「心の習慣、物事をどう考え、どう感じるかという習慣が性格になる」がいつも心にありますが、自分を作り上げていくというところまで考えて生きる大事さを教えていただきました。読み友さんのレビューで出会えたこの一冊に感謝です。2022/06/18

モリー

70
今日すべきことを先送りしてばかりの私は、日野原先生の爪垢を煎じてのむつもりでこの本を読みました。日野原先生は、大きな使命と強い信仰を持ち、常に新しい考えや方法に目を開き、それを取り入れ続けた方だったのだと思います。そのような生き方をすれば、どれだけ歳をとっても大きな夢や野望を実現しようとする熱が冷めないものなのかもしれません。2022/06/04

あつひめ

58
人は生まれた時から死に向かってカウントダウンしていると私は思っています。縁起でもないと嫌な顔をされることもあるけど、死に向かって生きてると思っています。だからこそ、その日その日をしっかり生きないと。死が怖いのは誰もあの世を見たことがないから。どんなところかわからないから怖いのかもしれない。日野原先生のように、新しいやり方に挑戦することでその世界はまだまだ進歩する可能性を秘めている。日野原先生の教えを受け継ぐ人がいたらいいなぁと思った。そして、日々悔いのない生き方をしていこうと思った。2017/08/15

yummyrin

16
「うまれてきて本当によかった」と言って死ぬことができれば、なんと幸せなことでしょう。に始まり、著者の歩んで来た道に触れながら医師としてのあり方をのべている。それは、医師でない全ての人の生き方についてのあり様にも繋がる。とても読みやすく、対象年齢もとわない内容。また間をおかず読み直してみたい一冊。2017/10/08

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