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ポプラ新書
私が伝えたい日本現代史1960‐2014

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  • サイズ 新書判/ページ数 331p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591139714
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0221

内容説明

終戦から15年、高度経済成長を迎えた日本は目まぐるしく変わっていく。「沖縄返還」「ロッキード事件」「リクルート事件」、バブル崩壊から未曾有の大不況へ。池田勇人、佐藤栄作、田中角栄、そして、小泉純一郎、安倍晋三―。外交、経済の変遷とともに日本をつくった政治家たちの生き様、さらには安倍政権の今後を臨場感溢れる筆致で縦横無尽につづる。

目次

第1章 池田勇人の所得倍増計画
第2章 新聞が大嫌いだった佐藤栄作が成しとげた沖縄返還
第3章 アメリカにノーと言った初めての首相田中角栄
第4章 ロッキード隠しと言われた中曽根政権
第5章 リクルート事件は冤罪!?
第6章 バブル崩壊から大不況へ
第7章 小泉純一郎は自民党の何をぶっ壊したのか
第8章 どうする!?日中関係と原発

著者等紹介

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、テレビ東京での勤務を経て、77年、フリーのジャーナリストに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんた

10
変わらず田原さんの本は分かり易くて面白い。本編は前編に続く、岸信介以降の政治史。池田勇人:所得倍増計画、貧乏人は麦を食え/佐藤栄作:沖縄返還/田中角栄:金権政治、日本列島改造論、議員立法多数成立、日中国交正常化、ロッキード/三木武吉/福田赳夫/大平正芳/鈴木善幸/中曽根康弘:戦後政治からの脱却、行財政改革/竹下登:消費税導入、ニューリーダーの誕生/その後は連立政権時代へ突入、景気回復の為に国債大量発注で日本経済失われた○○年へ。2018/08/19

J

8
★★★☆☆ たぶん今もそうだと思いますが、私が学生時代は日本史は現代史になると急に早送りであっという間に終わってしまった。戦後から今に至る現代史がむしろ重要なのに。私のお薦めはこの本と半藤さんの本。特にこちらの本は、自分が生きた時代とも重なっており、子供時代に名前だけ聞いた政治家が実際に何をやったどういう人物だったかが学べて面白い。それにしても、、この本の続編が出たとして、今の政治家の中に語るに値する人物がいるだろうか、などと思ってしまう。2023/11/01

hatman

8
著者がメディアで活躍した時期と一致しているためか、内容が明快でテンポよく読める。2020/01/25

乱読家 護る会支持!

4
弱者の恐喝でアメリカから沖縄返還を勝ち取った佐藤栄作。ロッキード事件、生きていれば無罪になった田中角栄。三木武夫、福田赳夫、大平正芳、鈴木善幸、中曽根康弘と続いた角栄支配。宮澤喜一の銀行不良債権処理を遅らせた大蔵官僚。その後も大蔵官僚は、公的資金投入を潰し続けて、日本の再生を10年遅らせた。郵政民営化は意味が無いことをわかりながら、選挙スローガンに使った小泉純一郎。小沢一郎に振り回された民主党政権まで、、、、マスコミ報道との対比で書かれているが、恣意的に一次情報の取捨選択をし、言葉を加工するマスコミ報道の2014/08/04

ひで

3
夏休み読了第五弾。池田勇人から安倍晋三まで主要な首相の物語。自分の中では、田中角栄は朧げに憶えているが、今との日本国の立ち位置の違いに、先人達の知恵と胆力に面白さを感じた。しかし、当の首相達は、ぎりぎりの手綱さばきだったんでしょうね。2019/08/18

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