内容説明
直木賞作家・松井今朝子が、日々の出来事を綴る人気のブログ日記『今朝子の晩ごはん』文庫化、第五弾!小説の執筆に追われる傍ら、テレビに出演し、取材に走る―。人気作家の美味しい日常がここに。日記に登場する著者お気に入りのお店案内を巻末に掲載。
著者等紹介
松井今朝子[マツイケサコ]
1953年、京都祇園生まれ。歌舞伎の企画・制作に携わった後、故武智鉄二に師事して、歌舞伎の脚色・演出を手がける。97年『東洲しゃらくさし』で小説家としてデビュー。『吉原手引草』で第137回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
13
シリーズ5冊目。2009年1月から6月までのブログを書籍化したもの。書籍化は、ここまでのようですが、その後もブログは続いています。ネット上のラジオ放送で他人の小説を勝手にドラマ化したら、それが人気になってしまいという話題。本人は営利目的ではなく、趣味でやっていただけらしいが、出来は「同じ原作をTVがドラマ化したのよりも ずっと面白い」との事。これ、何の作品だったんでしょう(グーグルで検索してみましたが特に出てこず)。この年は新型インフルエンザが流行したそうで(続く 2020/11/03
千頼
1
相変わらず忖度なくて好き!そして何だか美味しそうな描写がいっぱいで、思わずメモ。三軒茶屋のお店、色々と行ってみたい[図書館本]2021/08/06
小倉あずき
1
劇評論家になりたかったという方だけあって、この人の観劇記を読むと演劇観に行きたいなぁと思ってしまう。とりあえず、ここらでブログ採録本は打ち止めらしいので懸案に戻ります(笑) 講演関係でお知り合いになった聖護院八橋のご先祖様が中臣家と聞いて口あんぐり!2018/06/02
nyanlay
1
さすがにこのシリーズもマンネリ化してきた感じかな。まぁブログをまとめたものなので当り前ではありますが。それにしてもこの著者も自分で言っているけれど、すごくパワフルに仕事や遊びや付き合いをこなしていて、見習わなくてわと思ってしまいます。 2013/05/12
りつこ
1
こんな不安定な日々だからこそ、揺るぎない強さや信念を求めてしまう。平素だったら引っ掛かりそうな箇所も逆にホッとさせられて、宗教の存在意義が一瞬わかりました。いや、別にこの本はまったく宗教とは無関係ですが。弱っているとき、人は強いものに惹かれるんだなあという意味で。2011/03/19
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