内容説明
おたまじゃくしのケロリは、りっぱなしっぽのおかげでこわいものなしでした。おおきくなったら、おうさまになってやるぞ。ところが、あるひじまんのしっぽが…。
著者等紹介
いとうひろし[イトウヒロシ]
伊東寛。1957年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。作品に「ルラルさんのにわ」(絵本にっぽん賞)「くもくん」(日本絵本賞読者賞)「おさるのまいにち」「おさるはおさる」(ともに路傍の石幼少年文学賞)「おさるになるひ」(IBBYオナーリスト)「だいじょうぶだいじょうぶ」(講談社出版文化賞)「マンホールからこんにちは」(児童文芸新人賞)他、多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パフちゃん@かのん変更
44
おたまじゃくしのときは王様のごとく君臨していたケロリ。でも手足が生えて立派なしっぽがなくなって・・・。すっかり落ち込むケロリですが、そんな立派なオタマジャクシならカエルになっても大きいんじゃないかな。すっかりみんなになじんでしまってどれがケロリか???2014/09/13
けんちゃん
22
本屋さんで。タイトルでカエルの本!と思ったのですが、正直なところ、表紙のイラストはおたまじゃくしに見えませんでした(笑)。立派なしっぽがステイタスだったのに、そのしっぽが短くなってきたから大変!「こうらのないカメより、かっこわるい」悩ましげなケロリの表情に、神妙なところなのにクスッと笑いが出てしまいました。2013/05/21
たーちゃん
21
息子は「威張っちゃだめだよねぇ」と言っていました。そしてカエルの顔の横に付いてる白いものを「耳あて?」と聞いてきました。私も分からない。2022/04/22
魚京童!
14
このまったく同じってなんなんだ。2016/04/06
いろ
12
オタマジャクシのケロリ成長のお話。冒頭のケロリの紹介文で,大人にはすぐにオチが分かる内容でした。蛙の鳴き声を音読すると,その発音が気持ちよかったv オタマジャクシのケロリの絵や色づかいがいい☆ ケロリの顔はちょっぴり恐いけどw 5歳男児,「この絵本,めっちゃ面白いよね~。」と言いつつ,あまり読まなかったのは何故?^^; でも,週末にお父さんとオタマジャクシの卵を採集に行ってた。2013/06/25