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ポプラの森
ぼくんち戦争

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784591102749
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

なんだか最近、ぼくの家族はぎくしゃくしてる。なにかと、すぐにけんかをはじめるんだ。たとえるなら、お母ちゃんは、かいじゅう、お姉ちゃんは、おっぱいマンモス、おじいちゃんは、宇宙人になって、戦争をはじめる。いったい、勝つのはだれなんだろう?まきこまれないように、にげたいけど…。

著者等紹介

村上しいこ[ムラカミシイコ]
1969年三重県生まれ。『かめきちのおまかせ自由研究』(岩崎書店)で第37回日本児童文学者協会新人賞受賞。『れいぞうこのなつやすみ』(PHP研究所)で第17回ひろすけ童話賞受賞

たごもりのりこ[タゴモリノリコ]
1972年東京都生まれ。骨董屋をへて、イラストレーターとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

29
司書さん オススメの作家さん、初読みです。小学4年生の へいたからの視線で話が進んで行きます。いつもお母さんは怒ってます。おじいちゃんは お母さんとの言い合いが絶えないし 思春期のお姉ちゃんの考えてる事は分からない・・・。おじいちゃんとおばあちゃんはマンションへ お姉ちゃんは寮に と家族はバラバラに。でもバラバラになったからこそ相手を思いやれる気持ちの余裕も生まれます。離れたから心は近くなりました。明るい終わりで良かったです。 2018/07/08

NakaTaka

5
4年生の末っ子男子から見た家族それぞれの葛藤を描く。お姉ちゃんの中学受験、老夫婦の独立宣言…自分はやはり嫁としても頑張っているお母さんの気持ちが痛いな。関西弁とバンバンモノを言い合う関係は羨ましい。2017/05/11

はゆ

2
あ〜わかるわかる。私もへいたくんのお母さんみたいに、家族のことを思って考えてやっていることが、家族の重荷になっているのではないかと思うことが。そして、中学受験を控えた難しい年頃のお姉ちゃん。うちにも受験は控えてないけれど、難しい年頃のお姉ちゃんがいるので、とても共感しながら読んだ。2015/06/28

遠い日

1
080502【読書ノート/ひとことメモ】家族の気持ちのすれ違い。空気を描く。2008/05/02

まげりん

1
娘に勧められて読みました。私が小学生の頃より、家族の問題って深刻化しているのだなぁ…と思いました。私の時代ってこんなシリアスな話しあったかな??途中ハラハラどきどきしたものの、ハッピーエンドが良かった。お母さんの態度にちょっと胸が痛くなりました…(^^;;;2011/03/30

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