出版社内容情報
おばあさんのおみまいにいきたい8才のロージー。でも病院は10才未満はおみまいにいけません。そんな女の子の気持ちを見事に描く。
内容説明
8さいのロージーは、おばあちゃんのおみまいに行きたいのですが、病院は10さいみまんの子どもは、入れません。でも、どうしてもおみまいに行きたいロージーは、病院に行くことにしました。まごと、おばあちゃんの心のかよいあいをえがいた絵本。
著者等紹介
ケラー,ホリー[Keller,Holly]
1942年ニューヨークに生まれる。家族は小児科医の夫と2人の子供がいる
あかぎかんこ[アカギカンコ]
赤木かん子。松本生まれ。子どもの本の紹介屋。今は小・中学校図書室の改造に熱中している
あかぎかずまさ[アカギカズマサ]
赤木一晶。1969年沖縄生まれ。バイロン・バートンの「はたらくくるま」につづいて、翻訳は2冊目
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こふみ
19
主人公がおばあちゃんを想う気持ちと行動力が、「いちばんすてきなプレゼント」です。2024/02/07
みさどん
17
おばあちゃんのお見舞いに病院へ行くまでに一苦労。それから病室に上がるまでには年齢制限があるのです。アメリカでは10歳までは上へ行けないって病院があるのかな。ごまかそうとするけれどできなくて、ごくごく常識的だけど、ちゃんと物語になっているところがいいです。最後に、ロージーの気持ちがしっかり伝わっているのがわかります。上手に作ってあると思えました。カーネーションはドライフラワーになるのです。2016/03/09
おはなし会 芽ぶっく
7
定例会にて『100歳までに読みたい100の絵本 木村民子著 亜紀書房』を共有。大人向けおはなし会や高齢者向けおはなし会で読む、というよりまずは自分たちの中でこの本に書かれた本を消化しよう、しっかりと消化した上でおはなし会の選書リストに入れなければ、曲がって伝わってしまうものもあるので(人生の終わり方など)。覚書としてテーマに沿ってまとまておきます。【命の極み~病いは癒えずとも~いちばんの薬】2019/06/01
みつばちい
5
入院しているおばあちゃんのお見舞いに行きたいのに、10歳以下の子は入室できないから、と置いていかれた8歳のロージー。おばあちゃんに会いたくて、三つ編みをほどいて精一杯大人ぽくして花を買って病院に行ったけれど、係りの人に年齢を聞かれて、、、 切ないロージーの気持ちと、ラストの温かい展開がとてもよかった。ほっこりしました。2016/12/10
バタフライ
2
長男が小学校の図書室で借りてきた。「絵がかわいくないねー」って。2014/03/05