21世紀によむ日本の古典〈7〉今昔物語

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784591067710
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8093

出版社内容情報

千以上の説話からなる『今昔物語』の中から、様ーな主人公、多様な地域の話等、バラエティに富んだ説話を選び、現代文に訳す。

目次

獅子に乗った狐
孟宗の竹
清水寺建立
焼けなかったお経
竜の恩返し
蛇と鼠
尼さんの極楽往生
黄金の死人
美女と学僧
犬に育てられた子〔ほか〕

著者等紹介

西本鶏介[ニシモトケイスケ]
1934年、奈良県生まれ。国学院大学日本文学科卒業。昭和女子大学文学部教授。作家、評論家。各ジャンルにわたり著書多数。監修した主な本に、「教科書にでてくる詩や文の読みかた つくりかた」シリーズ(全10巻)、「10代の名言集」シリーズ(全10巻、以上ポプラ社)、「世界の名作」シリーズ(全18巻、小学館)などがある

服藤早苗[フクトウサナエ]
1947年、愛媛県生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。文学博士。埼玉学園大学教授。91年、第六回女性史青山なを賞受賞。著書に、『平安朝の母と子』『平安朝の女と男』(共に中公新書)、『平安朝女性のライフサイクル』(吉川弘文館)、『「源氏物語」の時代を生きた女性たち』(NHK文庫)など多数

二俣英五郎[フタマタエイゴロウ]
北海道生まれ。日本美術会、リアリズム作家の会同人。1978年、絵本にっぽん賞受賞。主な作品に、『こぎつねコンとこだぬきポン』(童心社)、『とりかえっこ』(ポプラ社)、『きつねのおはなはん』(福音館書店)、『十二支のはじまり』(教育画劇)など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

18
膨大な説話群か選出された物語集なので、一概に「今昔物語」といっても、どの本を読んでも魅力と新鮮味があるのがうれしい物語です。 この服藤早苗さんの選定では、知らないお話が多くあり、かといって数多くで語られているお話、絵本化されたお話が混在していて、楽しく読みました。2022/06/26

うー(また遅れ気味です🙇)

17
人びとの間で語り伝えられてきた神話や伝説・説話。千話以上ある中の27話がおさめられている。切ない『竜の恩返し』笑える『力持ちの姫君』など、小気味良い話や不思議な話など読みやすかった。2020/12/16

春色

3
千話以上から成る『今昔物語』から二十七話を紹介。登場人物は天皇から僧、貴族、盗賊、庶民に竜、狐など幅広い。/平安時代と言うと雅やかな貴族ばかりに注目しがちだけれど、その他の普通の庶民の存在も忘れてはいけない。当時の彼らの生活を垣間見れる点において、宮中文学とはまた違った面白さがある。2009/05/12

北条ひかり

2
2時間17分(愛媛県視聴覚福祉センターと音訳者さんに感謝) 今昔物語集、面白いなあ! 全部通して読みたいなあ。今昔物語集の習作である芥川龍之介の「羅生門」と「鼻」も読もうっと。2015/05/30

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