出版社内容情報
遠くの国で働いているお母さんからの手紙が届きません。マルコは心配になって、お母さんを探す、ひとりぼっちの旅に出たのです。
内容説明
「母をたずねて」は、イタリアの作家デ・アミーチスの「クオーレ」に収められている作品です。この作品に登場する人々の多くは、けっして豊かではありません。しかしその心は、なんと豊かで温かなのでしょうか。人々のマルコを思いやる気持ちは、胸に深くしみるようです。そしてなにより、どんな貧しさ、困難の中でも変わることのないマルコのお母さんへの思いに、どんな人でも胸を打たれるにちがいありません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
23
耳鼻科の待合室にて。マルコの母を想う気持ちが二人を引き合わせたのですね。息子は「このお母さんに会いに行く話なんだよね。」と言いながら聞いていて「会えて良かったねぇ」と言っていました。2021/11/09
十六夜(いざよい)
12
家族をやしなう為に働きに出たお母さんからの手紙が途絶えた…。心配になった少年マルコは母を探して長い道のりを旅する。有名な話だけどちゃんと読んだ事が無かったのでなかなか興味深かった。病気のお母さんと会えた後まで書いて欲しかったなぁ。連れて帰るお金あったんだろうか?大人は現実的に考えてしまうのが駄目だな。2019/01/17
はる
0
この話が有名なのは世界名作劇場のおかげだと思っているのですが、本当はどうなのでしょう?2016/03/29
καйυγα
0
No Comment.2014/06/14
雨巫女。@新潮部
0
《書店》マルコ頑張った。お母さん幸せだね。2011/06/07