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出版社内容情報
東京のあちこちに黄金豹が出没するといううわさがたつと間もなく、銀座の美術店の陳列台に黄金豹が現れた。再び二十面相の犯行か!?
内容説明
夜の闇を切りさくかのように、屋根から屋根を走る金色の大きな影。月の光をあびて、全身キラキラとかがやく黄金の豹が町に姿をあらわした。銀座の宝石商をおそい、次から次へと宝石を食べはじめる豹。ぱっと身をひるがえして逃げさると、煙のように消えてしまう、まぼろしの怪獣は、いったいなにもの。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃん
22
月夜に金色に輝く黄金豹が東京都内に出没する。あるときは銀座の宝石店、あるときは日本橋の銀行で。真っ白な満月の夜、警官に追われた金色の豹が煙突を登っていく様を自室のカーテンを開いた少女が見つける。ここのシーンは美しい。この作品では、大阪発東京行の寝台急行で黄金豹の捕物騒ぎが描かれる。わが国のトラベルミステリーの原点はここにあったのかと思った。さすが乱歩。スリルとともにトリックもあり、面白い作品だった。昭和31年の作品。2020/10/21
植田 和昭
14
今回は、豹が主人公です。数々のトリックで犯罪に臨みます。明智小五郎と小林少年は事件を解決できるのか。ハラハラドキドキの展開です。学校の図書室でシリーズを発見したのでチャレンジするぞ。2021/11/06
yu@ka
2
小4息子読了。図書室本。2017/12/03
ガリレオ
1
同じ町に黄金豹がたびたび出現。そして魔法のように消え失せるのです。2015/05/31
チタカアオイ
0
【図書館】2017/05/30