出版社内容情報
米の輸入が始まり、日本の稲作=農業はますます追いやられようとしている。様々な角度からコメ問題をとらえ、将来への提言をする。
内容説明
米の輸入がはじまり、効率の悪い日本の稲作=農業はどんどん追いやられようとしている。日本に農業はいらないのだろうか。豊かであるとはどういうことなのだろう。栽培イネの特性、主食としての米、水田が失われていくことの意味、労働の意味、他の国の人々との連帯など、さまざまな側面から米問題をとらえ、これからのありかたを提言する。
目次
序章 米の輸入が義務になった
1章 なぜ米が不足するのだろうか
2章 私たちはなぜ米を食べるのか
3章 米まで輸入してよいのか
4章 安全でおいしい米を食べつづけるために
終章 学ぶこと・働くことの意味を問いなおそう