出版社内容情報
地球サミットが開かれ「自然保護」が提唱される昨今、自然保護の真の意味を考え、人間が地球環境のなかでいかにあるべきかを探る。
内容説明
「自然」とはいったい何だろう。人間が自然を「保護する」とはどうすることなのだろう。環境問題の根本にたちかえり、自然とは何かを問い直す。そして、愛護でも管理でもない「自然保護」の真の意味を考え、わたしたちは地球環境のなかでどのように生きてゆくべきかを考える。
目次
1 ペットを溺愛する人がふえている
2 神田川も自然の川である
3 自然保護で話題になること
4 保護する自然とはいったい何か
5 人類が出現する前と出現してから
6 里山が消えていく
7 地球サミットで示されたこと
8 歴史を歩みつづけるために
対談 21世紀にむけて(小原秀雄・山岡寛人)