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出版社内容情報
母の必死のいのりで、かみの毛のはえなかったむすめは美しい黒かみをさずかるのですが・・・。紀の国につたわるお話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
48
私の生まれ故郷のむかしばなしにも関わらず、道成寺と言えば安珍清姫ものがたりで、『かみながひめ』は銘菓であるお饅頭しか知りませんでした。母の愛に満ち溢れたこんなにも泣けるお話を知らずに…恥ずかしい!自分への戒めとして海に飛び込んだ母。過去の過ちが何だったのかも気になります。そうして丈なす黒髪となったかみながひめが、後に藤原不比等の養女となり、文武天皇の妃、聖武天皇の母となったことも無知でした。地元の民話について、もっとよく知りたくなりました。2019/10/27
たまきら
32
へえ!道成寺の縁起は知りませんでしたが、なんと女性と縁の深いお寺なんでしょう。美しい女性たちと周囲の男性たちの関係に思いが行きました。和歌山に行ってみたいなあ!2019/03/29
どら母 学校図書館を考える
18
あの有吉佐和子さんの再話。 道成寺の起源の話ですが、2018/02/22
ヒラP@ehon.gohon
15
おもちゃ図書館で読み聞かせしました。大人の読み聞かせ。2021/03/24
わむう
14
歌舞伎が好きなので良く観に行きます。和歌山の道成寺にまつわる「京鹿子娘道成寺」で、有名になったお寺だと思っていたのですが、「かみながひめ」が、そもそも道成寺縁起だったという、あとがきを観て初めて知りました。2016/07/07