出版社内容情報
フロイト,レヴィ = ストロース,ゲーレンらをふまえ批判しつつ,生物全般と人間 = 自然と文化の両面にわたって近親相姦タブーの謎に挑む。
内容説明
自然と文化の両面かる探る近親相姦タブーとその起源。ローレンツらとともに動物行動学を学んだ著者が、フロイトやレヴィ・ストロースをふまえ・批判しつつ展開する多面的な分析。四世代にわたる学者たちの架空討論会など卓抜なアイデアに加え豊富なさし絵を収録。
目次
第1部 問題
第2部 証明の試み
第3部 安定と興奮
第4部 抑制と倦怠
第5部 効果の構造
第6部 自然と文化