カラーブックス<br> 日本の私鉄 〈2〉 西武

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カラーブックス
日本の私鉄 〈2〉 西武

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  • サイズ 文庫判/ページ数 151p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784586505067
  • NDC分類 546.087

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

7
701系・801系は「車体はイメチェンしたがブレーキが旧式な中途半端な高性能車」として西武の本では語られているが赤電時代の文献はあまり多くない。殆どがHSC改造後の黄色い電車になってからのものだ。そんな中で1980年初版発行のこの本は、701系・801系は黄色の高性能化改造された車両と601系も含めて赤電時代の自動ブレーキのものとページが分かれている。601系・551系も含めると当時の写真は貴重だ。今日のニュースで多摩湖線から101系引退報道。西武でまた3扉車の伝統が消え多摩川線101系も風前の灯火?2021/02/16

えすてい

7
4扉車2000系が新宿線各停用に登場し、701系以降がHSC化され塗装も黄色になって量から質に脱却し始めた西武鉄道。しかし、この本が出た当時は、まだ旧式の赤電が全線で残っていた。黄色い高性能車の西武鉄道も西武鉄道らしくていいが、古いメカニズムで無骨な湘南スタイルやかまぼこ型の赤電は赤電で味があっていい。それからまもなく、新101系、3000系、新2000系の増備で赤電は姿を消した。また、山口線がナローゲージ時代の最後の記録でもある。2021/02/12

えすてい

4
ナローゲージの山口線。老朽化と輸送力不足で新交通システムに置き換えられたが、軽便鉄道が単に「お伽列車」から、信号システムの近代化からレールの重軌条化・車両の更新を図れば、新交通システムにせずともナローゲージで輸送力を確保できる、何より鉄輪を使ってるからこそ鉄道線と共通で保守できるものもあったと思うのだが。この本は山口線お伽列車を懐かしむ最後の記録なのかもしれない。2020/01/28

えすてい

3
5000系レッドアローから山口線お伽電車(SL)まで。西武は「質より量」。関東私鉄の中でも最新式の装備へのこだわりが薄く、旧式や安定的な技術を増やすというのが感じられてくる。2020/01/23

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