出版社内容情報
なぜ、バブル時代の日本に「前近代」が復活したのか。
日本国民をサリンで皆殺しにするという「救済の論理」とそれを実践する組織はどのようにして生まれたのか。
彼らはどうして「国家」を作ったのか。
麻原とは何者か。彼は何を「証明」したのか。
彼らは再びやってくるのか。
はじめに
第一章 入信・出家、そして修行
第二章 神秘現象
第三章 イニシエーションの方法
第四章 ハルマゲドンと救済
第五章 オカルトとオウム真理教
第六章 麻原への帰依
第七章 麻原彰晃とは何者か
第八章 先史学・考古学による解説
あとがき
〈オウム真理教関係年表〉
引用文献
竹岡俊樹[タケオカトシキ]
著・文・その他
内容説明
本書は考古学によるオウム真理教事件の分析である。二五〇万年間の石器製作の末に、私たちの脳は役割の異なる左右二つの脳に分かれ、左脳は科学・技術的世界(麻原の言う物質文明)、右脳は宗教的世界(精神文明)を創った。オウム真理教は、宗教的世界(右脳)によって科学・技術的世界(左脳)、つまりこの現実世界を殱滅することを実行したのである。
目次
第1章 入信・出家、そして修行
第2章 神秘現象
第3章 イニシエーションの方法
第4章 ハルマゲドンと救済
第5章 オカルトとオウム真理教
第6章 麻原への帰依
第7章 麻原彰晃とは何者か
第8章 先史学・考古学による解読
著者等紹介
竹岡俊樹[タケオカトシキ]
1950年京都府生まれ。明治大学史学地理学科卒業、東京教育大学日本史学科修士課程卒業、筑波大学歴史人類学研究科博士課程単位取得退学、パリ第6大学第4紀地質学博士課程修了。パリ第6大学博士。現職は共立女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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あっきー
Nobu A
hideko