考古学が解く混迷の現代 オウム事件の本質

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考古学が解く混迷の現代 オウム事件の本質

  • 竹岡 俊樹【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 勉誠社(2018/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585210504
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0014

出版社内容情報

なぜ、バブル時代の日本に「前近代」が復活したのか。
日本国民をサリンで皆殺しにするという「救済の論理」とそれを実践する組織はどのようにして生まれたのか。
彼らはどうして「国家」を作ったのか。
麻原とは何者か。彼は何を「証明」したのか。
彼らは再びやってくるのか。

はじめに
第一章 入信・出家、そして修行
第二章 神秘現象
第三章 イニシエーションの方法
第四章 ハルマゲドンと救済
第五章 オカルトとオウム真理教
第六章 麻原への帰依
第七章 麻原彰晃とは何者か
第八章 先史学・考古学による解説
あとがき
〈オウム真理教関係年表〉
引用文献

竹岡俊樹[タケオカトシキ]
著・文・その他

内容説明

本書は考古学によるオウム真理教事件の分析である。二五〇万年間の石器製作の末に、私たちの脳は役割の異なる左右二つの脳に分かれ、左脳は科学・技術的世界(麻原の言う物質文明)、右脳は宗教的世界(精神文明)を創った。オウム真理教は、宗教的世界(右脳)によって科学・技術的世界(左脳)、つまりこの現実世界を殱滅することを実行したのである。

目次

第1章 入信・出家、そして修行
第2章 神秘現象
第3章 イニシエーションの方法
第4章 ハルマゲドンと救済
第5章 オカルトとオウム真理教
第6章 麻原への帰依
第7章 麻原彰晃とは何者か
第8章 先史学・考古学による解読

著者等紹介

竹岡俊樹[タケオカトシキ]
1950年京都府生まれ。明治大学史学地理学科卒業、東京教育大学日本史学科修士課程卒業、筑波大学歴史人類学研究科博士課程単位取得退学、パリ第6大学第4紀地質学博士課程修了。パリ第6大学博士。現職は共立女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あっきー

11
✴3  引用文が多いが、最終報告としてよくまとまっている、男子にとっては宇宙戦艦ヤマト、女子には日渡早紀のぼくの地球を守ってのハルマゲドン的な気分がこの世代をオウムに引き付けたらしいが自分も同じ世代なのでわかる気がする、「私にとって教祖とは、信者たちの象徴でそれは欲望の象徴であった」「社会と社会の戦い、戦争なら人間社会は無差別の殺人を容認してきた」そのために麻原は国家(省庁)を必要とした、 が言いえている、国家は戦争で人を殺すためにあるのかもなー2019/03/31

Nobu A

5
最近健忘症か、どの本に言及されていたのやら、確か養老孟司先生の「バカの壁」だったような。考古学者の筆者が章分け「入信・出家、そして修行」「オカルトとオウム真理教」「麻原彰晃とは何ものか」等、複数の側面から各々時系列に豊富なデータと明晰な考察を交えながら未曾有の地下鉄サリン事件を起こしたテロリスト宗教団体を巧みに紐解く。冒頭からよく纏まり全貌が徐々に明らかになるような感覚。ただ、最終章の先史学・考古学による解読が他とどう大きく異なるのか今一つ不明。最後の最後で松本智津夫とは何者だったのかと言う疑問が残る。2021/02/28

hideko

2
今の社会に適応する宗教の在り方を考えた。狂気に至らず、生き難さを支える在り方は。2019/01/31

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