内容説明
現存するのか?八咫の鏡、草薙の剣、八尺の勾玉。「三種の神器」の謎を、徹底解明。
目次
はじめに
第1章 日本神話は、どのように読まれてきたか―諸説の展望
第2章 「国生み」神話から、須佐の男の命の大蛇退治まで―神話の多義性につつまれた歴史性
第3章 八尺の勾玉の謎―勾玉は、日本発生か、韓国発生か?
第4章 八咫の鏡を見たい―内行花文鏡か、三角縁神獣鏡か、鉄鏡か?
第5章 だれも語らなかった日本古代史―新しいパラダイム(ものの見方)の提供
おわりに―十九世紀的文献批判学、十二の大罪
著者等紹介
安本美典[ヤスモトビテン]
1934年、中国東北(旧満州)生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士。産業能率大学教授を経て、現在、古代史研究に専念。『季刊邪馬台国』編集責任者。専攻は、日本古代史、言語学、心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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