内容説明
悲観、混迷の日本人におくる孔子、白熱のメッセージ!初の五十音順と現代語訳で覚えやすくスッキリわかる「論語」名言集の決定版。
目次
朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。
過ちては、すなわち改むるに憚ることなかれ。
異端を攻むるは、これ害あるのみ。
一日己に克ちて礼を復めば、天下、仁に帰す。
一を聞きて、もって十を知る。
古の学ぶ者は己のためにし、今の学ぶ者は人のためにす。
いまだ生を知らず、いずくんぞ死を知らん。
いやしくもその身を正しくせば、政に従うにおいて何かあらん。
内に省みて疚しからざれば、それ何をか憂え何をか懼れん。
倦むことなかれ。〔ほか〕
著者等紹介
佐久協[サクヤスシ]
1944年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学院で中国文学専攻。大学院修了後、慶應義塾高校で教職に就き、国語、漢文、中国語などを教える。同校生徒のアンケートで最も人気のある授業をする先生として親しまれてきた。『高校生が感動した「論語」』(祥伝社新書)はベストセラーになる。NHK教育「100分de名著」に出演し好評を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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