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日中をダメにした9人の政治家―私と天安門事件20年

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584132982
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0031

内容説明

弱腰外交の元凶は、田中角栄、中曽根康弘、宮沢喜一元首相である。天安門事件、中国革命は再び起こる。中国は第二の中東になる。

目次

現代中国を透視する眼(エジプト革命が予兆するもの;中国共産党独裁のほころび―バブル崩壊の予兆 ほか)
第1部 日中関係をダメにした指導者たち(田中角栄―利権と神話の「日中友好」を作り出した元凶;台湾を見捨てた田中政権 ほか)
第2部 「饗宴」後の中国はどこへ向かうのか(天安門事件の歴史的意味と「南巡講話」の深謀遠慮;〓(とう)小平改革が開く史上空前の「腐敗の時代」 ほか)
第3部 天安門以後の闘士たち(一番の親友だったA君との再会、ある民主化闘士「堕落」の軌跡;不動産屋となったE君との密談、「天安門」をもう一度やるのか ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

8
中国共産党独裁の終焉の先に毛沢東主義が想定されのは、悲惨でしかない。まさに万死に値する宮沢喜一、加藤紘一、現在の強中外交の基礎を作ったと言える。何も言えない日本はいつもながら情けない。ましては民主党政権の総理は、憤死すべきであろう。しかしながら、天安門の闘士も、共産党政権に埋没するか、懐古主義に走るのが、なんともやるせない。2014/06/23

keiトモニ

5
万死に値する宮澤喜一。1992年宮澤政権が行った最大の蛮行…天皇陛下のご訪中を、なかば無理矢理の実現である。これで一番利益を享受したのは中国共産党政権で、天安門で孤立する状況を国際復帰する糸口とし、国際的にアピールした。そうか…。何たる総理、子分である河野洋平の行動もさもありなん。一党独裁政権はうまくいっているよう見えても、あちこちで歪み・腐敗が生じている。結論にある「我が国日本がより強くなること、きちんとした国家体制と断固とした国家意思を持つこと、それが何よりも肝要」、そのとおりと納得させられました。2013/01/25

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