内容説明
常軌を逸した禁煙ファシズムにもはやフェアプレイは通用しない。
目次
第1章 さらば東京大学―わが「禁煙ファシズム」との戦い(非常勤講師差別;「東京大学喫煙対策宣言」との戦い ほか)
第2章 禁煙ファシズム闘争記(二〇〇七年五月~十一月)(善意のファシストが最もたちが悪い(二〇〇七年五月)
「喫煙で女性のほうが死亡率が高い」本当の理由(二〇〇七年六月) ほか)
第3章 禁煙ファシズム闘争記“ゲリラ戦篇”(二〇〇八~二〇〇九年)(禁煙ファシズム裁判記(二〇〇八年一月)
禁煙ファシスト松沢成文(二〇〇八年十月) ほか)
第4章 ブログ罵言集(2005‐09‐30 俺にからめよ山形浩生;2005‐11‐01 川端裕人氏へ ほか)
著者等紹介
小谷野敦[コヤノトン]
1962年、茨城県生まれ。本名読み「あつし」。比較文学者、作家。「禁煙ファシズムと戦う会」代表。東京大学英文科卒、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。主な著書に、『聖母のいない国』(青土社、サントリー学芸賞受賞、その後河出文庫)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
16
本書を読んでたしかに最近喫煙者にとって喫煙しづらい生活が続いているなぁと思う。それも特に強い法的な根拠なしに続けられるのは異常だと思った。本の内容は前半は面白かったけれども後半が1ブログの誰か分からない人の意見まで反論をしてたのはちょっと余計だと思った。2011/03/30
ヨーイチ
8
時期がずれているが、面白かった。行儀が悪いというか、歯に衣着せぬってやつですね。小生はただの喫煙者なので、戦ってはいないが、斎藤貴男さんと共に、エールを送ろうと思う。そうかファシズム下で弾圧されているんだ、と思うことにしよう。大切なキーワードを教わった。「いつまで生きるつもりなんだ。」小生の抱く世間への違和感をうまくまとめてくれた。たまにはこういう本もいい。新書を買うのは久しぶりだったが、まあ様変わりしてますな〜。きっと小さなトンデモ本が沢山ありそう。岩波新書の権威はどこへやら。出版社の喘ぎを見るようだ。2012/02/24
柳田
5
『素晴らしき愚民社会』に載っている禁煙ファシズム批判の文章が再録されていて、いっちゃん面白いのだが、小谷野先生がいたころの阪大はどうだったのだろう。全面禁煙にはなかなか踏み切れないらしいが、私のいる棟のそばには喫煙ブースはなく、少し歩いて山を登った先に小屋がある。こんな田舎の広大なキャンパスの人通りのない奥まった小屋を密室にする必要がどこにあるのか、「窓を開けるとタバコの煙が外に広がり、受動喫煙防止になりません」とか書いてあるが意味がわからない。こんなところ喫煙者以外誰も通らない。2018/01/22
かきのり
1
私自身、かれこれ20年以上煙草を吸い続けているヘビースモーカーです。この方の言いたいことはすごくわかります。実際、職場でも今年に入って喫煙室を取っ払われました。それも、なんの説明もなく・・・・。で、一日の煙草の量が減ったかというとむしろ逆に増えました。煙草を吸えないことに対するストレスなのか、職場を離れたら寝るまで吸い続けるというような生活に・・・。禁煙外来行くかな。このままでは、肺がんより先にノイローゼになるよ(~_~;)2012/03/02
さとうよ
1
これはひどい。2011/09/27