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大阪 地名の由来を歩く

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  • サイズ 新書判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584121955
  • NDC分類 291.63
  • Cコード C0226

内容説明

大阪城や道頓堀をはじめ、人気観光スポットを数多く抱える大阪。商業都市のイメージの強い大阪だが、歴史や文学の舞台となった地、「天下の台所」を支えた市場、歌謡曲に歌われた名所、難読地名など興味深い地が数多くある。「大坂」か「大阪」なのか、なぜ難読地名「放出」「立売堀」が誕生したのか、「法善寺横丁」「御堂筋」の隠れたエピソード…。そんな地名の由来を、著者が実際に一つひとつ訪ね歩いて探っていく。各項目ごとに地図・写真・アクセス方法を付記し、観光ガイドとしても最適。大阪の新しい魅力がたっぷり味わえる。

目次

「難波」から「大坂」、そして「大阪」へ
大阪の四季のにぎわいを訪ねて
大阪の食道楽も市場のおかげ
商都の歴史を伝える問屋街
時代のメロディーで口ずさまれた大阪
「八百八橋」の多くが町橋だった
大阪の近代化を象徴する洋風建築
大阪市内の熊野街道を歩く
あの人の墓碑を訪ねて寺めぐり
交野ケ原に刻まれた七夕伝説の謎
文学に描かれた大阪の人と風土

著者等紹介

若一光司[ワカイチコウジ]
1950年生まれ。大阪府豊中市出身。作家。『海に夜を重ねて』(河出書房新社)で83年度文藝賞受賞。小説のほかノンフィクションや評論も手がけ、趣味の化石採集での著書もある。アジア情勢や人権問題に精通しており、テレビ出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kochi

25
ブクブク交換本。大阪の地名の成り立ちや歴史を中心に、大阪各地を写真付きで解説。話は地名から大阪発の食べ物にも及ぶ。たこ焼きは当然だが、ホルモン焼きやうどんすきも、大阪発らしい。一章をさいて交野近辺を解説しているのも北河内に住んでいる人間としてうれしい。「天の川」というのも七夕伝説を基に、平安貴族が名付けたらしいから、優雅である。大阪に関する小説として、水上瀧太郎『大阪の宿』も読みたくなります。大阪を紹介する本として、実によくできてる。索引があるのもこの種の本として立派!2014/05/20

pocco@灯れ松明の火

16
60代先輩方々からよく聞く大阪の諸々話。大阪由来や歴史やら小ネタ。こりゃ助かる。2014/01/09

mitei

15
タイトル通り大阪の地名の由来を多く書いてあり、ちょっとした小話にぴったりだなと思った。2011/04/08

ふね

9
#35 ★★★ せっかく大阪転勤になったので、大阪のことをいろいろ知りたいと思い読む。こうして読んでみると、普段仕事でふらふらしている大阪のあちこちに意外な歴史があることを知る。いろいろ巡ってみたい。2017/09/10

京橋ハナコ

3
まだまだ知らなかったことも多くあった。郵便局の苦労もわかるが昔からある地名はできるだけ残してほしい。2019/06/17

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