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平凡社新書
新版 民主党の研究 (新版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 358p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582854787
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0231

内容説明

二〇〇九年五月、小沢代表の辞任にともない鳩山体制がスタート、民主党の行く末が注目されている。総選挙で権力が移動する「王道の政権交代」は果たして実現するのか。はたまた政界再編の始まりか。その政権担当能力をふくめ、民主党の本質に迫る。旧版に小沢時代の総括と今後の展望を大幅加筆。民主党の将来を占う政党研究の決定版。

目次

プロローグ 党首交代
第1章 民主党の誕生
第2章 「宇宙人」鳩山由紀夫
第3章 菅直人の栄光と挫折
第4章 自由党合流
第5章 混迷の岡田・前原時代
第6章 小沢民主党の始動
第7章 小沢一郎の論理と行動
第8章 幻の大連立構想
第9章 「ねじれ」の攻防
第10章 政権担当能力の虚実

著者等紹介

塩田潮[シオタウシオ]
1946年高知県吾川郡いの町生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後。雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。『霞が関が震えた日』(講談社文庫)で第5回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

19
政権交代直前までの民主党の歩み。いかに自分もポピュリズムの一員であったか、今となっては思い知らされたしだいである。トップに立った方々に対しては人間的な器の問題が確実に存在したし、民主党にマネジメント能力がないという指摘も的を射ている。メディアが作り出すイメージ戦略に乗っかってはいけないのだろうけれど、どうやって本質を見極め判断すればいいのか。迷うところである。2014/01/28

おらひらお

4
2009年初版。政権交代直前に執筆された民主党の歴史の本です。現在は再び自民党の政権に戻っています。本書は民主党のあらましを知る上で重宝しそうな一冊です。政権時の民主党の評価はかなり低いと思いますが、個人的には定期的に政権が交代し互いの政策を検討・評価しあえるような社会がよいと思うのですが・・・。もうすぐ参院選ですね・・・。原発・憲法改正・経済状況・消費税・外交等論点はたくさんあるので、論争の盛り上がりに期待しています。2013/05/12

denz

3
今更読んでみたが、民主「党」の研究というよりも、民主党歴代代表の研究というべきで、民主党がどのような政策的特徴があるかとか、各グループの個性は何か、といったことは何もわからない。しかし、各代表の特徴は、「軽率さ、脇の甘さ」の鳩山氏、全体像なく一点突破してしまい場当たり的な菅氏、自民党打倒が目的なのに目の前の目標に縛られて自滅してしまう小沢氏、責任政党であることをアピールしたがって人望を失う野田氏等々、今振り返れば、彼らの首相としての印象が鋭く指摘されていた。そこのところは慧眼であった。2015/02/27

Humbaba

3
民主党ができてから,2009年の選挙というもっとも輝かしい時代までの民主党を,民主党の側にたって検証しているもの.民主党がどのような経緯で結党されて,議席を伸ばしてきたのかについて知る事ができる.2010/05/07

酉井舎

1
民主党がどのように成立したかがわかる本2011/06/13

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