内容説明
歴史認識問題で、しばしば摩擦が生じる日本と中国。日清戦争、満州事変、「南京大虐殺」、太平洋戦争…、中国の学校で、日本はどう教えられているのか?現役の社会科教師が北京の中学・高校を訪ね、近現代史の授業の詳細と生徒の声をレポートする。中国の若い世代は「反日」なのか、「親日」なのか?彼ら彼女らの本音が、ここにある。
目次
第1章 中国の学校の特徴(はじめての授業風景;厳しい学歴社会 ほか)
第2章 愛国主義教育と歴史教育(学校現場における愛国主義教育―「愛国」は徳育の根本;「中国人民抗日戦争記念館」 ほか)
第3章 歴史の授業はどのようなものか(アヘン戦争以前―中国における「古代」;アヘン戦争(一八四〇~四二年)―近現代史の始まり ほか)
第4章 中国の中高生と歴史問題(「日本についてどう思いますか?」;「日中間の歴史問題について関心がありますか?」)
著者等紹介
西村克仁[ニシムラカツヒト]
1969年兵庫県黒田庄(現西脇市)生まれ。関西大学大学院修了。専攻は東洋史。94年より同志社香里中学・高等学校社会科教諭。授業を担当する傍ら、中高生に対する近現代の歴史認識についての授業方法を研究。イラク戦争、憲法などのテーマについて、生徒に自ら考えさせる教案も展開。中国語を独学で勉強し、2006年4月より1年間、同校の教員研修制度により北京の中国政法大学に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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