内容説明
最高の客人、究極のティータイム。安野光雅の〈空想茶房〉へようこそ!
目次
子供の眼(谷川俊太郎)
言葉の回転木馬(井上ひさし)
ヘンアイ的読書論(清水哲男)
占いのキライな話(緑魔子)
空想の世界・直感の世界(今西錦司)
「いじめ」の現象学(富岡多恵子)
世紀末 貴族のたそがれ(池内紀)
美術と数学との対話(遠山啓)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tama
5
図書館本 安野さんシリーズ読み&追悼の意を込めて 「成長過程で、芸術を間違って解釈し、道をそれて行く人。美意識なんかなくなって、説明されなきゃわからない」。他人様の趣味に口は出したかぁないが、金銭欲、社会欲でしか作品を見られない人にはなりたかあねえなぁ。富岡多恵子との対談を読んでて涙が出てきた。40年前から学校教育って変わってないじゃないかって。うちの子らが幼稚園保育園から小学校に入って、先生たちの態度に私も衝撃を受けた。先生じゃない「管理者」だもの。子供ら辛かっただろうなあ。2021/04/01