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平凡社ライブラリー
オーウェル評論集〈3〉鯨の腹のなかで (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784582766912
  • NDC分類 934
  • Cコード C0398

内容説明

鯨の腹のなかのヘンリー・ミラー、真昼の暗黒のなかのケストラー、「人間らしさ」を護るディケンズ、「人間らしさ」を呪うスウィフト、「すぐれた通俗詩人」キプリング―。“危機の時代の文学”をテーマに、オーウェルの代表的な作家論五篇を収録。

目次

鯨の腹のなかで
チャールズ・ディケンズ
ラドヤード・キプリング
アーサー・ケストラー
政治対文学―『ガリヴァー旅行記』論考

著者等紹介

オーウェル,ジョージ[オーウェル,ジョージ][Orwell,George]
1903‐1950。イギリスの作家・ジャーナリスト。本名エリック・アーサー・ブレア。阿片局勤務の官吏を父としてインドで生まれる。セント・シプリアン校、イートン校で学んだ後、1922‐27年、大英帝国の警察官としてビルマに勤務。辞職後のパリとロンドンでの窮乏生活を1933年、『パリ・ロンドン放浪記』(岩波文庫)として発表。その後、小説やルポルタージュなどを発表。1936年末には内戦下のスペインに行き、共和国側の民兵として戦うが、狙撃を受け負傷。また共和国側の内部抗争に巻き込まれ、帰国

川端康雄[カワバタヤスオ]
1955年、横浜生まれ。日本女子大学文学部教授。英文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダージリン

1
オーウェル評論集1,2に続き、3巻も読んでみた。正直ここで取り上げられている作家・作品は殆ど知識がなく、味わうのが難しいところが多々あったが、オーウェルの文章は当時の社会状況を窺わせるところがあり、そこは興味深いところ。当たり前のことではあるが、文学作品は生み出された時代背景と切り離すことは出来ない。海外の文学作品を味わうには、書かれた当時の社会について最低限の知識が不可欠だと改めて痛感する。鶴見俊輔氏の解説もまた良かった。2018/10/01

unterwelt

1
ヘンリー・ミラー、ディケンズ、キプリング、ケストラー、スウィフトについての評論集。どの作家も読んだことがないので、読んでから読み直せばまた違うのかもしれませんが、現状はただ読んだだけという感じ。2017/02/11

びゅうろう

1
ディケンズの評論を読んだ2013/03/26

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