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内容説明
絵のなかの女たちの一瞬の、あるいは永遠の表情に、その女の生きた過去、生きるであろう未来に思いを廻らせ、画家たちがそれらの絵に託した意味を考える。
目次
1 絵のなかの女たち(踊る女;美しい衣裳;ピカソの女たち;そしてインドでは;偶像の誕生;肉体は悲し;老いた女の美しさ;働く女;ムンクの場合;褐色の肌の楽園;ドゥガ・問いと答え;春信の女;ゴヤの版画の魔女;「アヴィニヨンのピエタ」;クリムトのダナエ;女の眼の語ったこと;「一角獣の女」;「源氏物語絵巻」;クラナッハの女たち;歌磨の女の胸;自由の女神;女の描いた女;後ろ姿の女たち;モディリアーニの裸婦)
2 絵 隠された意味(光琳の水面;肉体の存在;永遠の今;秩序の破壊;意識の内面;信ずべき者;偉大な時代錯誤;キリストの孤独;偶然の創造;対象との距離;聖から俗へ;空即是色)