内容説明
「歌舞伎って、観ても何だか筋がよくわからなくって」とか「一度観てみたいけど、何をみたらいいのか…」といった声をよく耳にします。いくら歌舞伎は“役者の芸”を見て楽しむもの、といわれても、やっぱり筋がわからないんじゃつまりません。この本はまず、そのわかりにくいと思われている筋を、なんとかわかりやすく伝えることだけを考えてつくられた本です。
目次
国性爺合戦(こくせんやかっせん)
恋飛脚大和往来(こいのたよりやまとおうらい)
菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)
伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)
与話情浮名横櫛(よはなさけうきなのよこぐし)
青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)