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断片からの世界―美術稿集成

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  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582284454
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

内容説明

マニエリスムから戯志画人伝へ。単行本未収録を中心にした美術ラビリントス。

目次

マニエリスムの発見―G・R・ホッケ『迷宮としての世界』をめぐって
大ギリシア文化とマニエリスム
断片からの世界―記憶術の横領について
マニエリスムの倒錯
不死の人
死の時間、死の風景
伊藤若冲―物好きの集合論
没落のパラダイス―アルフレッド・クービン
無気味な同伴者―リヒャルト・ミュラー
オットー・ディクス、その人間動物誌〔ほか〕

著者等紹介

種村季弘[タネムラスエヒロ]
1933年、東京・池袋生まれ。57年、東京大学文学部独文科卒業。ホッケやザッヘル=マゾッホなどの精確無比な名訳で知られる一方、アカデミズムの枠を大きく超える特異な評論・エッセイを次々と発表。『ビンゲンのヒルデガルトの世界』で芸術選奨文部大臣賞・斎藤緑雨賞、『種村季弘のネオ・ラビリントス』で泉鏡花文学賞を受賞。2004年8月29日、神奈川・湯河原で永眠
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