内容説明
愛らしくてユニークな動物写真に、谷川俊太郎+覚和歌子のふたりが珠玉のことばをつづります。子どもからおとなまで幅広く楽しめる写真絵本。
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。21歳のとき第一詩集『二十億光年の孤独』(東京創元社)を発行。詩作を中心に絵本、翻訳、CM、作詞など幅広いジャンルで活動を続ける。現代を代表する詩人のひとり。著書多数
覚和歌子[カクワカコ]
著書に詩集『ゼロになるからだ』(徳間書店)、『海のような大人になる』(理論社)ほか、エッセイ、翻訳絵本など多数。「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」を作詞し、自らもシンガーとして、また朗読家、映画脚本家としても活躍
さとうあきら[サトウアキラ]
東京生まれ。東南アジア、ヨーロッパ、アメリカなど各国各地の国立公園や動物園を撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naomi
18
図書館でたまたま目に留まりました。谷川俊太郎さんの詩は好きです。声に出して読んだら、ますます楽しくなりました♪2023/06/21
shiho♪
18
低図書本。さとうあきらさんの愛らしい動物の写真と、それに合わせた谷川さんと覚さんの言葉遊びが楽しい写真絵本。 あとがきはさとうさんが寄稿。言葉が通じない動物にも「顔をこっちにしませんか。」など話しかけているんだそうです。「あなたが好き」と思って接すれば、伝わることがたくさんある、とさとうさん。うーん、とっても深い…。 全国各地の動物園で撮った写真。ペンギンの親子の写真がなんともシュールで好きです。 体格はもう大人なのに毛がフサフサ、でダダこねてるという…。口うるさい思春期真っ盛りの長男に似てる❓️🤔2021/10/26
遠い日
8
ほんの短い詩は、いかにも谷川さんらしいことばのリズムやオノマトペだが、いっしょに書かれた覚和歌子さんのことばはどれなんだろう。さとうあきらさんの動物の写真はどれもかわいくて、読んで、見て、声に出して、いろいろ楽しめる『ねえ』。2018/11/13
あおさわ
8
写真家のさとう先生に直々に見せてもらいました。生き生きした動物たちの写真に谷川俊太郎先生、覚和歌子先生の両名の優しい言葉がさらに暖かな空気を吹き込みます。特に好きなのは表紙にもある兎とビーバーの親子。鼻先をぴとっとくっつけた姿に無償の愛を感じます。2011/09/04
あおい
7
動物の愛らしい写真とあたたかな詩。読んでいるとほのぼのします。2012/08/19