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出版社内容情報
坊さまがお宮で夜明かししていると、村人が白木の箱を置いて
一目散に逃げかえりました。すると化け物たちが現れて…。
内容説明
むかしひとりのぼうさんが、やまのなかでひがくれてしもうて、「さあこまった、どこかとまるところはないか」いうて、さがしよったらちいさいおみやがあった。「ここへとめてもらおう。かみさま、おやどおかりします」いうてなやすましてもろうたと。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
14
赤坂三好さんの絵の味わいがいい。昔話の世界を一方で支えるだいじな役割。村人が神と信じていたものは、魔物。秘かにその正体を知ってしまった旅の坊さまが、魔物の唄からこの事態を解く鍵を得る。しっぺいたろうの活躍はそれはみごとだったけれど、坊さまの努力なしでは、事は収まらなかった。しっぺいたろうの堂々とした姿は頼もしく、体する魔物の邪悪なさまは忌々しい。悪が滅びる直球のお話が爽快。2015/11/26
ツキノ
9
おもしろい話だったので三男に読む。久々の親子ふたり読書。2017/03/06
志
4
読み聞かせの候補に。なんとなく記憶にあったお話を手に取ってみました。神様の名を語り生け贄を要求する魔物を、しっぺいたろうとお坊さんが追い払います。絵が切り絵のようで素敵です。2015/03/12
読み人知らず
4
しっぺいたろうは犬のことでした。確かにいけにえを要求する神様なんて神様じゃないや。絵が切り絵っぽくて好き。2007/11/01
たけとんぼ
2
早太郎もしっぺいたろうも好き。2012/05/10