内容説明
衣川で自刃したはずの義経は生きていた。はたして、いかなる奇策を用いて兄・頼朝に迫るのか。義経の野望とは?壮大な構想で展開する歴史ifノベル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
14
恥ずかしながら、この時代の歴史背景を有耶無耶にしか理解してないもんやから、「歴史的ifモノ」と言われても、どこからどこまでがifなんやら、そうじゃないんやら、その線引きがよく分からんかった。 最後の終わり方は消化不良やったけど、頼朝と義経の異母兄弟の天下を取る為の、駆け引きや合戦における臨場感にワクワクさせてもらいました。 もっと歴史を知ってから読むと倍々と面白さに厚みが出るんやろうなぁ。2023/12/15
konomichi
2
義経が実は生き延びていた、でも、ジンギスカンじゃないよという話を膨らましたいわゆる「歴史のイフ」もの。でも、鎌倉で義経が頼朝を討つは、安徳天皇は生きてたは、海に沈んだはずの神器は帰ってくるは、義経調子乗りすぎ。これじゃ判官贔屓できんなぁ。2017/09/03
ikedama99
2
本棚から取り出して一気読み。読んだことなかったかも。いろいろな面々が出てきて面白く読めた。(運慶登場はびっくり)2016/10/21
みっく
2
義経は平泉で死んだのではないというifもの。 大陸を目指すのではなく鎌倉を襲撃し、ある野望を達成しようとする。 しかし結末は消化不良。2009/09/20
二分五厘
1
1993.1.23