出版社内容情報
東スポ連載小説「蘇れ性春!」に、書下し中編を加えた、睦月影郎が全ての高齢者に送る、圧巻の性春のエール官能!
内容説明
スナックで飲んでいた64歳の純二は、めまいがして転倒。目覚めてみると若い頃のママが!ここは昭和54年、彼がまだ素人童貞の時代だった。「やりなおしたい!」強烈に思った彼は、令和時代までの体験と記憶を駆使し、ママをはじめさまざまな女性に迫る―東スポ大好評連載「甦れ性春!」に書下し「淫ら老人日記」を併録した、精力V字回復官能エンタメ!
著者等紹介
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年神奈川県生まれ。神奈川県立三崎高校卒業後、さまざまな職業を経て、23歳に官能作家としてデビュー。奇抜なストーリーと独特のフェティッシュな官能描写で圧倒的な支持を得ている。著書は、「21世紀最強の官能小説大賞」に輝いた『夜の研究棟』を含む『儀式 真夜中の肉宴』『蜜の閨 誘惑の一夜』の「館」三部作他600冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古本虫がさまよう
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「淫ら老人日記」と「甦れ性春!」の二作を収録。 「淫ら老人日記」は80歳の主人公(妻は二年前に死別)。二世帯住宅を作っていたが、子供夫妻は転居。空いた二階は、かつての部下(熟女未亡人・二十歳娘)に格安で貸している。大家と店子の関係から、フフフの関係へと。「甦れ性春!」は、64歳のサラリーマンが主人公。そんな男が40年前にタイムスリップ。新入社員のころだ。40年間にどんなことが起こったか‥。流行やらヒット商品の知識はある。当時、会社の社長令嬢だった女上司にそれを武器に食い込んで‥‥。そのおかげで出世街道に。2020/12/12