二見時代小説文庫<br> 定火消の殿―大江戸三男事件帖〈5〉

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二見時代小説文庫
定火消の殿―大江戸三男事件帖〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784576120980
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

欣吾と伝次郎と三太郎、身分は違うが餓鬼の頃から互いに助け合ってきた三人の若き義兄弟が江戸の事件を解く!

内容説明

北町奉行所の見習い与力益岡欣吾は、岡っ引きの幽霊橋ノ直十と夜廻りに出たが、浜町河岸で数人の男たちに殺されかけた若い娘を助けた。これが、六千石の大身旗本で定火消の黒谷主計介をめぐる黒い策謀につながっていく端緒となった。欣吾は義兄弟の火消伝次郎などとともに、旗本屋敷に潜む悪に立ち向かってゆく。幡大介の第2シリーズ第5弾。書き下ろし長編時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じゅり子

8
大江戸三男事件帖の五巻目。火消しの伝ちゃんが成長してる!(身長も・笑)。白粉鉄火の雪江様と増岡の隠居旦那の活躍がなくて寂しかったけど。伝ちゃんも欣吾様もほんとに朴念仁ですね!お江戸の火消しの男たちって当時はアイドル並だったんでしょうね、纏(まとい)を振る雄太さんなんて町娘たちの憧れの的だったのでは。相撲取りの弟分の三太郎も及び腰ながらの活躍。おしまいの火消しの親分の長蔵さんと雄太さんの会話が!長蔵親分の心中お察しします(笑)。2015/11/15

こおり

8
大江戸三男(5) 伝次郎、身長だけでなく火消しとしても成長してきて、お栄の恋ごころは膨らむ一方だ。それにまったく気づかない伝次郎。ヤキモキしちゃうというかニヤニヤしちゃうというか、お栄と伝次郎のキュンキュンを堪能した巻だった。年頃の娘を持つ父 長蔵の心模様も良かったわね。ラストの長蔵と雄太のやりとりが最高!既刊はここまでかな?続きが楽しみ だよ~2015/06/12

じゅり子

6
「女だてら」のあとは…大江戸三男の欣吾様に会いたくなって(笑)。朴念仁だけどいい男で、その剣さばきの美しさがたまらない。これ五巻までしか出てないみたいだけど、続きが読みたいな。伝ちゃんとお栄ちゃんのその後が気になるところですもの。隠れヒーロー纏の雄太アニキがカッコ良過ぎる。2017/04/28

なつき

6
定火消を支配する殿様一家のお家騒動。伝次郎が段々と一人前の火消になっていってます。長蔵さんはどうするかな~。2015/01/20

めにい

5
伝次郎の活躍の巻。3人それぞれの成長と出世(?)が予感できてうれしい。まだまだ続くのね。3人が爺になって活躍していく様子がみたい。2014/03/08

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