内容説明
壮大な歴史ドラマの謎。知略ひとつで人と天下を動かした軍師の秘策。
目次
序章 「三国志」に描かれた知略家・孔明像の謎
第1章 無名の孔明が一躍歴史の表舞台に登場する謎
第2章 天下三分の計の実践―赤壁の戦いの謎
第3章 呉蜀同盟体制の確立―漢中争奪の戦いの謎
第4章 呉蜀同盟体制の崩壊―夷陵の戦いの謎
第5章 宰相・孔明の国内統治と将軍・孔明の対外戦略の謎
第6章 魏討伐の国是―「出師の表」の謎
第7章 五次にわたる北伐の戦略―孔明の死の謎
第8章 蜀滅亡の前夜―和戦対立の謎
終章 「三国志」の英雄たちが駆使した権謀術数の謎
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
昭和33年(1958)、大阪市内に生まれる。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員を経て、現在は歴史家・作家として、独自の史観にもとづく著作活動をおこなっている。『歴史研究』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。