内容説明
サリーは父親殺しの疑惑から逃れるために伯母を頼って、またFBIのクインランは私立探偵と偽ってサリーを確保するために、コーブにやってきた。この小さな田舎町は美しく整然としていて、老人だけの町だった。二人が到着してまもなく、2件の殺人事件が起きる。FBIの同僚サビッチらの協力を得て捜査を進めるうちに、サリーとクインランは愛しあうようになる。しかし、さらに大きな事件が彼らの前途に…全米ベストセラーのFBIシリーズ待望の第1弾。
著者等紹介
コールター,キャサリン[コールター,キャサリン][Coulter,Catherine]
1978年に作家としての活動を開始。以来本格的な長編ヒストリカル・ロマンスで一躍注目を集める。88年にNYタイムズのベストセラーリストに名を連ねるや、今日にわたり実に45作品以上を同リストに送りこんでいる。現在は二匹の愛猫とともにカリフォルニア北部在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
19
シリーズが翻訳されてるようなので手にした作品、初読みの作家さん。余り手にしないタイプのジャケから予想した通り、ちと好みでなく…。お話しのスジの真相はフムフムなのに、ヒロイン系のスジが絡んでると楽しさが減ってしまいました。FBIの活躍メインのお話しの方が好きなので合わなかった。2024/01/02
romance_holic
5
すでに翻訳されている同シリーズの他の作品に比べて一番ロマンス色が強かったので、同シリーズを初めて読もうというロマンスファンにはシリーズ第1作目ということに加えて、作品世界に入りやすく、オススメ。好感度高いヒロイン&ヒーローで初々しさを感じる作品。2008/06/01
たまきら
5
うわあ、もう誰を信じたらいいの!?プロットがすごく面白く、主人公の女性の薬による混乱、現実の人間関係の混乱が読み手にも伝わってきて面白いです。とはいえ出だしから男子べたぼれなところが最高ですがね。面白かった!2015/03/11
じょじょ
4
これは面白い。迷路が読みたくて待っている間に始まりとなったお話と知って読んでみたら ますます先が知りたくなった。このシリーズが面白くない訳がない。2022/04/26
veri
2
現代物が読みたくて手に取りました。シリーズ読むなら第一作目から!ということで本作。これでもか、これでもか!といった展開で、最後まで本当に息がつけず苦しかったー!ヒロイン、ヒーローともに勇敢で頭がきれる!シリーズのヒーローとなるサビッチ捜査官も格好良かった。次作も読みます!2013/12/13